“2014年4月”の記事一覧

「グルゴ ネロ・ダーヴォラ」なんだこのエレガントさは!?

正直、「こんなに美味しいネロ・ダーヴォラは初めてかも!」って感じた、ご存じシチリア産の赤ワインです。

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【グルゴ ネロ・ダーヴォラ シチリアIGT】AL 13.5% 750ml

ネロ・ダーヴォラといえば、イタリアのシチリア島産の厚みのある味わいの赤ワイン。どちらかといえば庶民の味方みたいな味わいと価格のものが多い印象があります。酒屋のオヤジもそんな印象を持っていました。

しかし、この「グルゴ・ネロ・ダーヴォラ」を試飲して驚きました。

思わず「・・・・こんなによくできたネロ・ダーヴォラを飲んだのは初めてですよ(汗)!」って輸入業者の人に言っちゃいました。

そしたら「そーなんですよ!このネロ・ダーヴォラはホントにいいんですよ!クセになっちゃいそうですよね!」って。

例えがあまりよくないかも知れませんが、もしブラインドテイスティングでこのワインを味わったなら、「・・・・・・・フランスの北ローヌあたりの上質な赤ワインか!?」みたいに感じるかも知れません。

そんなエレガントさのある豊かな味わいのワインだと思うのです。

美しく輝くルビー色。チェリー系で、ふくよかさや、なめらかさのある味わい。ワイナリーからの飲み方提案としては、香りの強い料理、赤みのロースト肉、熟成チーズなどによく合うようです。

エレガントな風味にびっくりしてしまうような、シチリア島のネロ・ダーヴォラは如何でしょうか?

 

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「南アフリカ・ワイン」チリワインだけじゃない、ココもすごかった!

最近は「千円を超える価格のチリワインが目覚ましく美味しくなってるな~!」などと思っていたら、チリワインだけじゃなかった(汗)!

南アフリカのワインもまた、チリワインと同じか、それ以上にクオリティを向上させていたのです。

酒倶楽部ステップでも「ケープのトウール」と呼ばれる南アフリカのボルドータイプ、ネイピア・ワイナリーのワインは人気なのだが、まだまだ他にも美味しいワインはたくさんありました。

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写真は試飲会でそのクオリティに驚いた南アフリカの「スターク・コンデ」と「ド・トラフォード」

その非常にリッチな凝縮感と、なめらかさは・・・・スバらしい~!

どちらも小さいワイナリーとのことだが、南アフリカの高地にあり、強い日差しと、昼夜の寒暖差、強く吹き抜ける風と、ブドウ栽培には最適の場所らしい。特にここの日差しは強いため、わざと葉っぱを多く残し日差しをさえぎるのだそうだ。

もちろんこんな恵まれた環境のため、そのほとんどは有機栽培なのだとか。上の写真の後者のワインなどは、さらに天然酵母で醸した自然派ワイン。

造り手は、やはり世界の他のワイン産地で勉強をしてきた方々。他の新世界ワインも同じかも知れませんが、恵まれた環境、高い技術、考え方などが素晴らしい相乗効果となっているようだ。

では、比較的低地にある大手ワインメーカーのワインはどうかといえば、こちらもコストパフォーマンスがいい。

温かい場所でのシャルドネなどはストラクチャーというか、酸味の奥行のような味わいが弱くなるような気がするのだが、その分やわらかく、トロピカルな印象が加わり、樽の風味のバランスも良く、うまくまとまっている印象の美味しいワインだった。そして価格も非常にリーズナブル。

ちなみに、南アフリカでワインが生産されるような場所は、まったく危険ではないのだそうで、夜でも普通に外出できるとのことだ。

それでも、ひょっとしたら南アフリカに対しての「いつも暴動とかが起こってるトコロ!」みたいなステレオタイプのイメージが、ワインなどにも負のイメージとなり、その価格を非常にリーズナブルなレベルにしているのかも知れないとも感じるわけです。

もしそうだとすれば、この南アフリカワインは間違いなく買いでしょう!

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「話題の立ち食いランチ 俺の・・・・」東京一人ランチ

今回は東京の赤坂です。

一流シェフがつくる料理を立ち食いにより格安で味わえるという、今話題のレストラン(たぶん)に行ってみました。

価格はたぶんファミレスなどと同じぐらいながら、有名どころで修業されたシェフたちがつくる料理が味わえるお店。ただ他のレストランと違うところは 立ち食いのレストラン。

ランチでも必ず飲み物を注文するのがルール。会社員はもちろん熟年層もまじって、みなさん昼間からワインやスパークリングワインをいい感じで傾けておられました。

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酒屋のオヤジはせっかく来たのだし、それにリーズナブルだからとステーキを注文。その他ワンドリンクを注文するルールということでグラスワインを、またパンが付いていないとのことでパンも注文。でも・・・「そんなカラクリになってたとは・・・・・でも仕方ないか(汗)!」みたいな、通常のランチの予算の倍ぐらいになってしまった。

ワインは黒板に大きく「ソムリエ・セレクション」で ニコラ・ポテル のボーヌだったと思うが1200円と書かれていた。グラス販売の価格だと思うのだが、「1200円でニコラ・ポルテならわるくない!」とお得感を感じた次第。「この分ならグラスワインも期待できるかも!?」と期待して注文しのだが、グラスワインの方はそれなりだった。

正直、立ったままのスペースでステーキを食べるのは意外に大変。たぶんステーキは美味しかったと思うのだが、狭いスペースで込み合う中、立ったままで食べたためか、申し訳ないのですが「あれ?美味しかったのかな!」みたいな印象です。

楽しめるようになるには、なれが必要なようです。

それでも勢いのあるお店さんは活気が違います。オープンキッチンには若いシェフばかり10人以上はいたでしょうか。大人数でにぎやかに仕事をされている姿がなんだかいい感じでした。

次にお邪魔する時にはニコラ・ポテルのグラスワインと、ちょっと軽めのおつまみのような食事で楽しみたいなと感じた次第です。

 

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業界と好まれる酒

酒類の販売を行っておりますと、各業界によって好まれる酒の種類にかたよりがあることに気づいたりもします。

もちろん時代の変化や、世代によって好まれる酒類は違ってくるのだと思います。それでも、それぞれの業界ごとに「業界関係での集まりや、贈り物にはこんな種類の酒!」みたいな暗黙の了解があるように感じるのです。

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代表的な業界の一つが、最近は人手不足で忙しい建設業界でしょうか。好まれる酒類のほとんどは「いも焼酎」。

大多数のこの業界の方が「いも焼酎」を好まれるようです。しかし、まだ少数派だと想像されますが「こだわりの地酒」のような日本酒を好まれる方々も増加しているようにも見えます。

それでも、建設関係といえば体の大きい男性が多く、また飲む機会も多いと想像できるため、いろんなことを気にすれば、やっぱり「いも焼酎派」がこれからも大多数を占めると考えられます。

もう一つ代表的な業界の一つが、たぶん不況知らずの医療業界。好まれる酒類はもちろん「赤ワイン」。

これは、たぶんイメージ通りなのですが、まったくその通りのようです。日頃から勉強しなければいけないことが多い業界なのだと想像されますが、さらにワインの知識も必要なのですから大変です。

また、金融業界の方々やIT業界の方々にも「赤ワイン」は好まれるようですが、医療業界ほどではないように感じます。

もちろん個人的にはウイスキーや他の焼酎、地酒などを好まれる方はたくさんおられます。それでも各業界ごとに暗黙の了解的に好まれる種類の酒は存在するように思うのです。

この時代、できるビジネスパーソンの心得として、酒を飲んだり贈ったりするシーンのための、「いも焼酎」と「赤ワイン」に関する情報をおさえておくのも良いアイデアなのかも知れませんね。

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一人飲みの時代なのか!?

類は友を呼ぶということなのか、お客様方から「赤羽のめっちゃ怪しい酒場で・・・・・・よかったよ~」とか、「十条の隠れた名店でいっぱい飲ってね・・・・うまかったよ~」みたいな、飲んべーの一人としては非常にうらやまし過ぎる話をよく聞かせていただきます。

酒屋のオヤジはもちろん飲んべーの一人ですが、なかなかそんな酒場放浪ができる状況にないため、余計にうらやましく感じるのかも知れません。

それらの酒場では、ワイワイとみんなで飲む酒もいいのですが、基本は一人飲み。

ワインなどを提供するお店さんの話では、「最近は女子の一人飲みのお客さんも多いですよ!」とのこと。たぶん一人で飲んで居心地の良い酒場がうける時代になったのかも知れません。

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上司と一緒に飲みに行って「空気読めよ!」なんて言われるのは嫌だし、また部下にそんなこと言うのも嫌だし、まして仕事仲間と飲みに行って空気を読んで気を使わなきゃいけないのがそもそも疲れます。

家に帰れば帰ったで、またこれがいろいろとありますね。

それが一人飲みなら気分はラクチン!自分の好きな酒を、自分の好みのアテで20~30分楽しんで、気持ちよく家路につけるのです。

それでも、酒場の空気はマナーとして読まなければいけないわけですが(汗)!

気分よく、マナーよく一人飲みを楽しもうと思えば、やっぱり一人で入店して居心地の良い酒場でないといけません。イスに腰掛けて落ち着くよりも、立ち飲みの方が気楽な感じがしてよりベターな気がします。

お財布にやさしくて、気さくなお店の方が居て、アテと酒が美味しいのが、あたりまえですが良いですね。

また、人気があり過ぎていつも店内が込み合っているのは良くないし、その反対にお客さんがまったくいないのも困った感じでしょうか。

・・・・・・などとお客様方の話を聞いてイメージが膨らんでしまって、いっそう一人飲みに対する憧れが強くなってきている酒屋のオヤジです。

一人で居心地の良い酒場の魅力は、ますます高まりそうな気配ですね。

 

 

 

 

 

 

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