“2013年12月”の記事一覧

「井筒ワイン無添加コンコード中口」軽やかジャミーな新酒

日本ではほとんど長野県でしか栽培されていないブドウ品種、「コンコード」を使った限定販売のワインです。

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【井筒ワイン 酸化防腐剤無添加 コンコード 赤 中口】AL12.5% 720ml 1187円外税

 ワインの味わいを表現するのに「ジャミー」という用語がありますが、まさにこのコンコードはジャミーな風味にあふれているワインだと感じます。

「ジャミー」とはおそらくジャムのような、果物をさらに砂糖で煮てより甘くしたような味わいだと思うのですが、そんな印象が感じられるワインです。それも濃い赤色の果物で作ったジャム。

しかし甘口ワインではなく、軽やかな中にそんなジャミーさを感じる程度の中口ワイン。新酒らしくスッキリとしており、食事と一緒に楽しめる味わいなのです。

 最近、酒屋として感じるのは、日本ワインのファンが増えていること。

そんなファンの方の中でも、この「コンコード」や「アジロンダック」のような甘口ではないが、ジャミーな印象の甘味を感じる赤ワインを好む方が増えているように感じるのです。

渋くもなく、すっぱくもなく、甘味があって飲みやすく、無添加。食事と一緒でもそうでなくても、難しいことを考えないで楽しめる。そんな肩肘張らない気軽さが受けているのかも知れません。

またそれが本来あるべき新酒ワインの魅力ではないでしょうか。

ジャミーな風味と、それでいてスッキリと軽やかな日本のヌーヴォーは如何ですか?

 

 

 

 

 

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「しぼりたて無濾過生原酒」みずみずしく旨い

12月に入れば続々と入荷してくるのが、しぼったばかりで、ろ過も、火入れも、水も加えていない生の原酒。

みずみずしくて、フレッシュでフルーティーさもあって、味わいもたっぷりとしていて、そのボリューム感ある旨みは飲み応えがあります。

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 【出荷が始まった新酒】

この時期、寒い日が続くと飲みたくなるのが日本酒。

熱燗も美味いのですが、アツアツのお鍋やおでんをアテに飲るなら、冷た~くて爽やかさと、たっぷりとした旨味のある生原酒もまたおつな味わいなのです。

やや大ぶりのぐい呑みグラスに、やおら新酒の生原酒をトクトクトクと注ぎ入れ、アツアツでよ~く味がしみてる大根の上にチョンと赤ゆず胡椒をのっけて一口、ひとしきりその味わいを楽しんだ後は、いよいよその酒の入ったぐい呑みグラスを手にとり、その爽やかな旬の香りを楽しみつつ、グビ・・グビ・・グビグビグビ~っと・・・・・・・・。

飲み応えあるそのボリューム感と、爽やかでみずみずしい飲み口は・・・・いやはや日本の幸せですな~!

みずみずしくてボリューム感ある、しぼりたての生原酒は如何でしょうか?

 

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グランヴァン(ほとんどボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?その29

グランヴァン(ボルドー高級ワインがメイン)価格はブラックマンデーすぐ後の1988年からインデックス・ベースで2011年までに約20倍まで高騰。はたして「グランヴァン市場はバブルなのか?」もしそうなら、「今後そのバブルは崩壊するのか?」を酒屋のオヤジなりに考えます。今回はその29回目。

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【グランヴァン(ほとんどボルドー)ワイン・インデックスの2008年12月から2013年11月末までの推移】

2011年6月28日にピークを付けたインデックス価格は、デイリーベースで2012年11月13日まで約34%下落。その後反発して3月15日に安値から約12%高い水準まで値を戻した。

それ以降はダラダラとなだらかな下げが続き、3月15日の戻り高値から先月の11月末までに約9%の値下がり。10月末からは約2%低い水準。今年3月から続いているなだらかな下落傾向は継続している。

ボルドーを避け、他の地域のハイエンド・ワインへ移行する動きも続いている。流通量の大きいボルドーワインが軟調な影響を受けインデックス・ベースでの軟調な推移も継続しそうだ。

 業者間での高級ワイン取引サイト「Liv-ex」のレポートによれば、11月はボルドーのいわゆる当たり年の値下がりが大きく、その一方、シャンパーニュやブルゴーニュが買われた。

クリュッグ1996が10月の平均値£2,440(ケース)⇒11月平均値£2,625と7.6%の上昇。アルマン・ルソー・シャンベルタン・GC・クロ・ド・ベース2009が£8,862⇒£9,494と7.1%の上昇。

一方、ミッション・オー・ブリオン2009は£4,817⇒£4,234と12.1%の下落、ラトール2005が£7,050⇒£6,573と6.8%の下落となった。

また、先月行われた香港でのワイン・オークションではロマネ・コンティー1978が、世界最高値の1ケース$474,000で落札されたのだそうだ。(オークションの場合にはこの価格にバイアーズプレミアムと呼ばれる手数料が2割ほど加算される)

 中国系の富裕ワイン愛好家はボルドー以外の、より希少価値の高いワインを求める傾向にあるのかも知れません。

しかし、中国では習近平国家主席による「倹約令」の影響でラフィットと同じく高額の酒として人気のあった白酒の需要が急減しているとのことで、販売会社の赤字が急拡大しているとのこと。

ほとんど中国国内だけで流通する白酒は、完全にバブルが崩壊し、オランダのチューリップとなってしまったようです。

また、ロンドンのワイン投資会社の閉鎖もあり、グランヴァン市場全体のセンチメントは引き続きベアームード。

香港でのワイン・オークションの成功、米国や日本での株式市場の活況で、ワイン市場のなだらかな下落傾向に一時的な歯止めがかかる可能性はありますが、頭の重い市場環境に変化はなさそうです。

オランダのチューリップでも本当に希少価値の高いものは高値水準を維持したようです。しかしそうでないチューリップの球根は、本来の球根としての価値、もしくはそれ以下の水準に値を戻したと聞きます。

 「グランヴァン(ほとんどボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?」はこれからが本番なのかも知れません。

 

 

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「リアルハーフホッピー」通も腰を抜かすコントラスト

ホッピーさんからのマンスリーメッセージです。

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こんなホッピーが出てきたら相当なホッピー通でもぶっ飛びそうなビジュアル系ホッピー!

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今月の「名店に、こだわりのホッピー」シリーズは、ビジュアルのコントラストがすご過ぎる【リアルハーフホッピー】

ホッピーと黒ホッピーを混ぜてハーフ&ハーフというのはよくあるのだそうだが、これほどまでに見事に白と黒が分かれているのはそうはないでしょう。

このまま動かさなければ一時間は混ざらないのだそうだ。

白と黒がハッキリと分かれているのもスゴイが、その上に乗っている厚みのある豊かな泡をつくり出しているのもまたスゴイ。その泡も含めて、泡、黒、白でキレイなコントラストをつくりだしているんですね。

「 ホッピーは焼酎の割り材だから、焼酎をホッピーで割りつつキッチリと黒と白が混ざり合わないようにして、なおかつ豊かな盛り上がりのある泡を作る・・・・・・・・・???(汗)」

たぶん素人には想像もできないほどの究極のホッピー技なんですね。

それにしてもお見事!!

 

 

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「ネイピア レッド・メダリオン」ベスト・オブ・昨日のワイン会

少人数ながら昨日の昼間、酒倶楽部ステップ2Fにて「ワイン会」が行われました。

フランスの三ツ星レストランに採用されているワインやら、フランスの有名ラジオDJさんが造る自然派ワインやら、日本の天然酵母により造られた自然派ワインやら・・・・・・・と10種類ぐらいのこだわりワインをお料理やナチュラル・チーズとともに楽しんでいただきました。

・・・・で、「ところで今回は、どのワインが一番おいしかった?」って話になったのだそうです。

酒屋のオヤジは参加できなかったため後から聞いた話なのですが、昨日のワイン会で一番人気だったのは、ワインの価格としてはそれほど高くない南アフリカの赤ワイン。

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【ネイピア レッド・メダリオン 2007】AL14% 750ml

南アフリカで造られたボルドースタイルのワインです。

本家のワインと比べても相当にコストパフォーマンスに優れたワインで、その迫力のある風味とボリューム感が、他のどちらかと言えば繊細な味わいのワインたちを圧倒したのかも知れません。

輸入業者さんから、この「ネイピア レッド・メダリオン」は、人気のワイン漫画「神の雫」でも紹介されたワインで、ワインの達人であるマスター・オブ・ワインのアンドリュー・ジェフォードさんは「ケープのラ・トゥール」と絶賛したと伝えられております。

また、広大なイメージの南アフリカにあって、畑はそれほど大きくない40ヘクタールで、収穫はもちろん管理まで丁寧な人の手による作業がされており「人の力を感じるワイン」との評価もされているのだそうだ。

1989年に誕生した若いワイナリーだが、そのクラシックなボルドースタイルの非常にお得感ある高品質ワインは、ワイナリー・オーナーの母国であるイギリスを中心に高い評価と、人気を得ているとのこと。

 凝縮感があり、非常にバランスの良いきれいな味わいのボルドースタイルワイン。ボルドー系ワインファンの方にはぜひおススメしたいワインです。

南アフリカの高品質なボルドースタイルのワインは如何でしょうか?

 

 

 

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