“2013年10月”の記事一覧

「芋焼酎2013年」猛暑をご馳走にできるか?

送られて来た本格焼酎・泡盛の情報誌「本格焼酎&泡盛プレス」に、鹿児島大学の鮫島吉廣客員教授の「薩摩からの焼酎便り」が掲載されておりました。

9月は芋焼酎造りにとって年の始まりなのだそうですが、今年は各蔵の杜氏さんにとって「腕のみせどころ」な年なのだそうだ。

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 なぜ「腕のみせどころ」かと言えば、今年は異常な焼酎造りの年明けになりそうだから。

今年はとにかく雨が降らなかったようだ。梅雨らしい梅雨がなく連日の日照り続きに大地はカラカラ。新聞には雨乞いの記事をみるまでになったのだとか。

だが、猛暑をご馳走にして元気いっぱいなのがサツマイモ。実際、今年は肥大するのも早く例年になく豊作になるのではとの期待が大きい。

ただ、あまりに続く日照りに葉っぱが黄色に変色し、さすがのサツマイモも耐えきれないのではと心配も募るのだとか。今年の過酷な夏はサツマイモにとっても想定外のようだ。

ひと雨欲しいと思っていたところに9月上旬、激しい雷と豪雨が襲った。1日目の雨は待ちに待った慈雨だが、降り続くと、いい加減にしてくれと恨みたくなる。

畑がぬかるみ計画通りの集荷に支障をきたしかねない。気まぐれこの上ない天候だった。

9月は真夏の暑さと気まぐれな天候。こんな状況でサツマイモや微生物を制御していくのは並大抵のことではないのだとか。

しかし、杜氏さん達にとって今年のような胃がきりきりと痛む日が続く、過酷で想定外の環境のときにこそ、思いがけない味わいを生み出すことがあるのだそうだ。こんな暴れ馬を乗りこなすような状況での、その手綱さばきこそが杜氏さんの腕のみせどころ。

苦労が多いだけ深みのある焼酎が生まれるとのことで、関係者の間では難産の末に生まれてくる新酒に期待をかける人が多いようだ。

 2013年の猛暑をご馳走にできるのか?特に中小蔵の各杜氏さんの腕前が試されるようです。

 

 

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「梅酒ホッピー」手造り梅酒が飲みごろの秋に

ホッピーさんからマンスリーメッセージのお便りが届きました。

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鮮やかな秋の夕日を眺めつつ、七輪で秋刀魚を焼きながらホッピー。いや~ホッピー系の飲んべーとしては、憧れてしまうよな絵ですね。

さて、今回の「名店に、こだわりのホッピー」は、

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【梅酒ホッピー】

春の訪れを告げるように咲く梅の花が初夏に実を付け、その実を漬け込んだ梅酒が飲みごろしなると、秋。季節の連なりが宿る梅酒をベースにしたこの「梅酒ホッピー」は、梅酒が熟成を迎えた10月ごろメニューに載るのだそうです。

さわやかな酸味とやさしい甘さに、ホッピーのほろ苦さが絶妙に重なる。お店での人気は高く、時期を逃すと売り切れてしまう商品で、「幻のホッピー」と呼ばれているのだとか。

なんだか秋に飲みごろになる梅酒の季語には、秋がしっくりくるような気さえしてきますね。素晴らしいお店さんだと思います。

さて、酒屋のオヤジも含めて一回は手造りで梅酒を仕込んだりするのですが、仕込んだだけでいつまでも飲まない。ただしまいこんであるだけで家族に邪魔にされてる方は意外に多いのではなでしょうか。

また、ふだん梅酒は飲まない、まして梅干しもほとんど食べないが、焼酎をウメサワーにして飲むのが好きな方がたくさんおられることを酒屋は知っています。

たぶん日本人は梅風味が本当は大好きなのだと思うのです。

こんな状況で「梅酒ホッピー」を家飲みで試さないわけにはいかないでしょう。酒屋のオヤジも早速今晩にでも、我が家の古酒になりかけている梅酒を使って「熟成梅酒ホッピー」を試してみたいと思った次第です。

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「祝国慶節」中華料理に合うワインは?

10月の初旬は中国のゴールデンウィークと呼ばれる、中国建国記念日である国慶節の大型連休。

日本のゴールデンウィークと同じく帰省して家族や友人とお祝いをしたり、海外旅行に出かけたりと大にぎわいのようです。

さて、そんな中国のお祝いで欠かせないのが世界的に人気の中国料理。そこで「中国料理にはどんなワインが合うのか?」が酒類専門の情報サイト「ザ・ドリンク・ビジネス」に紹介されておりました。

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中国は広いため地方によって様々な料理のスタイルがあるのは周知のとおり。辛い四川料理から上海の蒸し料理まで様々です。

中華料理に合わせるワインの賢明な選び方は、まずタンニンの強い赤ワインは避けた方が良いとのこと。そして、一般的には軽めであまり複雑過ぎない味わいのワインを選ぶことなのだとか。

 北京ダック

チャイナ・ラグジュアリーのサイトを運営するチェンさんは北京ダックにはロワール地方のシュナン・ブランをおススメしている。クリスピーな皮と脂の乗った肉に甘みのあるソース、ネギ、キュウリの組み合わせはリッチで深みのある味わい。ここに軽快な印象の、ほど良い酸味や甘みが感じられる白ワインは良く合うのだそうだ。

四川料理

スパーシーな四川料理にはアルザスのリースリングがおススメなのだとか。樽風味のないドライな味わいの中にフルティーさのあるアルザスワインは中国のスパイシーな料理と良く合うのだそうだ。

 点心、飲茶

香港の二つ星レストランのワインエキスパートであるユーさんは、この点心・飲茶にはシャンパーニュがパーフェクトに合うとしている。デリケートな魚介類の味わいや、揚げ物などがある点心・飲茶にはほど良い酸とシュワっとした泡のシャンパーニュが合うのだそうだ。

揚州のチキン料理

揚州のチキン料理はソフトでやさしい味わい。ここに中国ハムやタケノコも加わる。この南中国の料理は軽くてフレッシュな味わいが人気なのだそうだ。チャイナ・ニュー・エクスプレスのファンファンさんはこの料理にはボルドーのグラーヴの白がおススメなのだそうだ。リッチで力強い風味のワインとフレッシュ感のあるお料理は合うのだとか。

甘酸っぱい中華料理

甘酸っぱさのある中華料理にはチリのロゼワインが素晴らしく合う、と有名ワインブロガーのバケットさん。いろいろな風味が混ざり合った甘酸っぱい中華料理を食べた口の中を見事に中和してくれるのだとか。

 

日本人の酒屋のオヤジとしては、飲茶とシャンパーニュという組み合わせが、想像するだけで美味そうな組み合わせだなあと感じた次第。

流石は香港の二つ星レストランの提案ですね。非常にリッチでゴージャスな感じがして、ワインと料理のペアリングがどうこうと言うよりも、そのゴージャスな雰囲気に食べる前から大満足しちゃいそうです。

「中華とワイン」ってなんだかゴージャスな響きですね!

 

 

 

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「バルコ・ヴィエホ」安ワインで一頭地を抜く!

「安ワイン」という呼び方は良くないかも知れませんね。

それでも、いわゆる安ワインと呼ばれる1本千円を大きく下回る価格で、ここまで良く出来たワインはそう多くはないと思うのです。

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【バルコ・ヴィエホ シャルドネ と カベルネ・ソーヴィニョン(チリ)】

 1本千円を大幅に下回るような、いわゆる安ワインの良し悪しは、その味わいのバランスがすべてと言えるかも知れません。それ以上を求めるには、生産者にとって無理のある価格設定だと思うからです。

しかし、驚いたことにこの「バルコ・ヴィエホ」は、そのバランスが良いだけではないのです。豊かでやわらかい果実味、ボリューム感など、その価格からは想像できないようなレベルの高さなのです。

たぶん造りのコンセプトからして、いわゆる安ワインとは違うのだと思います。一般的に全体が高いコスパがあるとと見られているチリワインの中でも、これほどまでにコスパの高いチリワインはそう多くはないのでしょう。

資料によれば、 なんでもフライング・エノロジストの異名を持つ、世界を駆け巡っているようなワイン造りのコンサルタントで、ハイエンドのボルドーワインなどにもアドバイスするヒュー・ライマンさんという方が手掛けているブランドなのだとか。

たぶん世界の低価格ワイン市場に向けてデザインされた超コストパフォーマンスの高いワインなんですね。

また、この「バルコ・ヴィエホ」には写真のカベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネの他に、ワンランク上の価格帯のピノ・ノワールもあります。このピノ・ノワールもまた、その華やかな印象の風味が特徴的で、これまた非常に高いコスパを感じるワイン。

「このワイン、世界市場を相手に将来スゴイことになるかも!」って感じるワインです。

気軽に試してみて下さい。

 

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「武蔵野うどん」某所近場1人ランチ

ちょうどお昼ごろ、「あれっ!こんなところに埼玉名物の武蔵野うどんのお店があったんだ!」ってな発見がありまして、さっそく食べることにしました。

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注文したのは肉汁うどんのかき揚げ付き。冷たいうどんと、温かいつけ汁の組み合わせです。

うどんの方は見た目どおりのコシの強いかなりの噛み応え。なんでも埼玉産の地粉100%使用で、その小麦は幻級なのだとか。しっかり噛まなければならないためか、見た目の量は少なく感じたのですが、お腹はいっぱいになりました。

お汁の方は甘じょっぱいお醤油ベースで、名前の通り肉汁が効いていてコクがあります。ここにやおらラー油をぶち込むのがおススメの食べ方なのだとか。なんだか関東近県の者にとっては懐かしさのある安心の味わいです。

 入店してくるお客さんは、この手のコシの強い麺屋でよく見かける30代、40代の、いわゆる働き盛りの男性ばかり。ちょっと女性には入りにくい雰囲気のお店ではあるのですが、やっぱり肉食系男子の食い物なのか。

 さて、うどんを食べ終わった後でもまだ食事は終わっていません。その後には二つの楽しみ方があるのです。

ひとつは、うどん湯!?を残ったお汁に加えて飲む。もう一つは、残ったお汁にご飯をぶち込んで「ねこまんま」風に豪快に食べるというもの。「この、ねこまんまは旨そうだ!」と思ったのですが、思っただけで、もう入りません・・・もう若くない・・・・。

「もっと若いときに、腹ペコで食いに来たかったな!」って思った次第(涙)!

 あ~本場の武蔵野うどん食べに行きたい・・・・・そう遠くはないんだけど・・・・・・・・でも、なぜか大宮を超えて行くことって、ないんですよね~!

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