“2013年9月”の記事一覧

「国産ワイン新酒」今年も人気です

今年もぼちぼち国産の新酒ワインが入荷し始めました。

一番最初に入荷した甘口の甲州ワインは既に売れ切れ。国産ワインの新酒人気は年々高まっているようです。

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 今年のこの記録的な猛暑を体験した1人としては、今年の国産ワインが楽しみです。梨、りんご、桃、ぶどう・・・・とすべてのフルーツが今年は甘くておいしいのに、そのフルーツを原料とするワインだけが・・・・・・・なんてことはないハズなのです。

いまのところ一番人気は上の写真の左側に写っている、幻のブドウと呼ばれるアジロンダックが原料の「あじろん初しぼり」。ケース単位でご購入される方々にとっては、ちゅうちょしたり、迷ったりする様子もない安心の味わいのようです。

 国産ワインの魅力は、なんと言ってもそのイージーな飲み口。すっぱ過ぎたり、渋すぎたりすることがなく、和食などのデリケートなお料理と一緒に楽しんでいただけます。

 今年、気になるのは上の写真の右側に写っている山梨県産の桃を100%使い、瓶内二次発酵させた本格派の桃のにごりスパークリングワイン「マディピーチ」。今までにありそうでなかった商品だと思います。

リンゴを使ったスパークリングワインの「シードル」は有名ですが、ブドウやリンゴ以外にも、もっと様々なフルーツを使ったワインがあってもよいのではないかとも思います。

 今後も国産ワインの新酒が続々と入荷の予定です。今年の記録的な猛暑を味わってみて下さい。

 

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「コート・デュ・ローヌ AOCジゴンダス」・・・カツカレーに合うかも・・!

我が家のガキンチョどもにとってちょっと特別なことがあり、その日の夕食は希望どおりのカツカレーしかも甘口。

親としてもちょっとだけ特別な夕食にしたくてワインを開けることにしました。でも甘口のカツカレーに合うワインて・・・・・・・???ですよね。

その瞬間、自分で言うのもなんですが流石は酒屋さんです。ひらめいたんですよ「ローヌなんかイイんじゃないの!」って。

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【コート・デュ・ローヌ AOCジゴンダス と甘口カツカレー】

 これが意外に合うんですよ!カレーが甘口のためか料理とワインがお互いに邪魔し合わない関係で、いやな感じはまったくないんです。

 ローヌ南部のワイン特有の穏やかで厚みのある、まったりとした味わいが、いわゆる日本の家庭でつくるカレーの味わいと共通するのかも知れません。

 次に、カツカレーに乗っているカツにトンカツソースとカラシを付けてローヌワインに合わせてみた・・・・・・・こちらもどうして、ソースの濃厚な感じと、ローヌワインの厚みのある感じが合う合う。

 これは、ひょっとしたらカレーではなくトンカツにローヌワインが合うということなのかも知れない・・・・・などと1人で飲んで食べて、飲んで食べて・・・・してたらトンカツを親父1人であらかた平らげてしまった。しかもワインも底をついてる・・・・・・・・(汗)・・・・・・・ぜんぶ飲んじまったよ~っ!

 ただ単に酒屋のオヤジがトンカツとローヌの赤ワインが好きだってことだけなのかも知れませんが、飲んべーとして素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

 また、このワインの産地のジゴンダスは人口600人ぐらいの小さな村。そんなところから遥々日本にやって来て、庶民の家庭でカツカレーと一緒に味わえることにあらためて驚きます。

ちょっと前のおとっつあん方は、こんな状況を「インターナショナルですなぁ~」なんて言ってましたが、今どきのおとっつあんとしては「グローバリゼーションですなぁ~」なんて思わずつぶやいてました。

有難いことですね。

 

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ワイン投資100年の成果は?

ワイン系情報サイト「ワインサーチャー」に「ザ・アメリカン・アソシエーション・オブ・ワイン・エコノミスツ(AAWE)」が発表した、1900年から2012年までのハイエンドのボルドーワインへの投資成果が掲載されておりました。

ロンドンにあるワイン商の老舗、ベリーブラザース&ラッドに過去112年に及ぶ価格リストが保有されているのだそうで、そのリストを元に調査されました。

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調査結果は、1900年~2012年のハイエンド・ボルドーワインへの投資リターンが年率5.3%。しかしこれに保険のコストや保管のコストが加わるため、実際には4.1%までリターンは縮小するのだとか。

 ハイエンド・ボルドーワイン投資での収益パフォーマンスは、美術品投資や切手などへの投資、国債投資などを上まわっているのだが、5.2%の収益を上げた株式投資には及ばなかったとのこと。

 しかし、ここ最近の10年ぐらいに限っては、低リターンの株式投資と高リターンのワイン投資で、二つの投資先の収益の差は小さかったようだ。

 それでもワインコレクターにとっては、切手や美術品と同じく、希少なワインを保有することを喜びとしており、たとえ飲みごろの時期を過ぎていたとしても、その喜びの心理的な要因は1%ぐらいになると見積もっている。

 ワインコレクターのなかには、ワインを飲むよりも生涯を通じて保有することに喜びを感じる人もおり、生涯保有してワインの値上がりをひたすら待つのだそうだ。

ワイン価格が年とともにどう変化して行くのかの調査結果も掲載されていた。

ベスト・ヴィンテージのワインはリリースされて約20年ぐらいは価格上昇が続く。その後はそのワインがアンティーク・ワインになるまで安定した価格での推移となり、その後にまたアンティーク・ワインとしての価格が上昇する。

さえないヴィンテージのワインは数年の間価格の上昇はないが、その後年を追うにつれて値上がりする。

最近のベスト・ヴィンテージである2009年、2010年では過去のパターンとは裏腹に軟調な価格の推移が続いていますが、一般的にはワイン投資のポイントは2回あるようです。1回目はリリースされてすぐもしくはアン・プリムール、2回目はアンティークと呼ばれるヴィンテージになる直前。

資産を増加させる、もしくは護るための投資は株式が有利だが、美術品が好きなコレクターや、レアな切手が好きなコレクターと同じく、ワイン好きにとってワイン投資は利殖以上の喜びがあるってことでしょうかね。

現在では約1/4の世界の富裕層がワイン・コレクターであり、平均すれば資産の2%をワインで保有していると推測されるのだそうで、意外に多くの人がワインを保有しているようです。

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「ニューガナー」・・・あやしすぎるぅ~!!

下町にある老舗酒場の、ヒジョーにディープで、昭和のにおいがプンプンして来そうな、あやし過ぎる焼酎シロップのご紹介。

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【SPECIAL  ニューガナー DRINK】1.8L 900円

あまりにもディープ過ぎて頭がくらくらしてきそうなのですが、味わいはスタンダードの「天羽の梅ハイⒶボール 赤ラベル」をもう少し濃厚にして、やや苦味のある感じにした、ヒジョーに飲みやすくイケる味わいのエキスなのだそうで、ポイントはレモンスライスを浮かべることらしい。

「ところでガナーって何?」って聞かれても酒屋だって分かんないものは分かんない。ただガラナじゃなさそうだってことぐらいでしょうか。

ラベルに記入してある名前がSPECIAL ニュー ガナー DRINKで、「なんでこんな歴史のありそうな焼酎シロップにそんな名前がついてんだ?」ってなところも、なんともあやし過ぎるところ。

また「この業務用トンカツソースみたいなビンは何?」っていうような、ついつい興味を持ってしまう魅力もあったりするわけです。もし家にこんなのが置いてあったら、必ず誰かに「これ何?」って聞かれますよね。

そして、そして、ついに家にこの「ニューガナー」と「キンミヤ焼酎」「炭酸水」をそろえたなら、気分はもう「三丁目の夕日」。東京オリンピックに沸いたあのときの、ほんのりとした甘酸っぱい気持が、味わいとともによみがえるのです・・・・・・・ってなことはないか(汗)!

そんなことで、知ればハマってしまう、あやし過ぎるルックスの下町老舗酒場の味。試してみて下さい。

 

 

 

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ひやおろし「月夜うさぎ」秋の気配に美味い酒

「暑さ寒さも彼岸まで」などと言いますがほんとうですね。一気に秋の気配が感じられるようになりました。

秋の気配を感じたら、「いよ~、まってました!」って拍手を送りたくなるような、いまの時期に美味い酒っていったら、やっぱり「ひやおろし」ですよね~!

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 秋あがり 「月夜うさぎ」 こしひかり純米吟醸 ひやおろし AL15% 720ml 1,300円

 古くより酒通に珍重された秋ならではの味わいです。「こしひかり」を使うことにより、丸みがあり、ほんわかとした、やさしい味わいの「ひやおろし」になりました。

冷蔵庫でよく冷やして、ゆっくりと秋の夜長に楽しむのがおススメ。

 今年の夏の暑さでは、いくら冷たくても日本酒を楽しむには厳し過ぎたように感じます。しかしお彼岸を過ぎ、涼しくなった今、「暑過ぎた夏の反動か!?」ってぐらいに、このひやおろしがまた、ウマ過ぎる味わいなのであります。

 

やおら涼しくなったベランダに出て、ご近所迷惑はあんまり考えず、うちわを手にパタパタと七輪の炭をおこし、ちょうどいい塩梅のオキを用意します。飲んべー心は、もーうきうきであります。まさに飲んべーのこの世の春ならぬ、この世の秋。

 そこへ、今年は値段が高めの高級品となった脂のたっぷりとのっている、ぎらぎらと銀色に光り輝く秋刀魚を、ついに、ついに、あふれ出る生唾に耐えながら焼きに入るわけです。

「あっち、あちっち・・っ!」とその脂がぷちゅぷちゅと飛び跳ねて、部分的に黒くなるぐらいの焦げ目がつけば、いよいよ良く冷やした「月夜うさぎ」を飲りつつ、秋刀魚をたっぷりの大根おろしとともに、この世の秋を楽しむのであります。

 その美味さたるや、暑過ぎる夏に我慢していた分”倍返しだ~!”

 

 

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