“2013年7月”の記事一覧

炭酸ガスが足りない!(汗)

大変です!

生ビールサーバー用炭酸ガスの入荷がありません。

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【生ビールサーバー用の液化炭酸ガス】

 大手ビールメーカーからの生ビールサーバー用液化炭酸ガスの出荷が割り当てになりました。注文しても思うように入荷がないんです。

そう言えば、ちょっと前に新聞に「炭酸ガス需給ひっ迫で値上がり」との記事が掲載されていたような。

業界関係者さん達の話では、

「大手ビールメーカーの一社が3.11の震災でガスボンベを大量に失い、ガスボンベが足りなくなった。他の大手ビールメーカーは、自社の炭酸ガスを他社の生ビールに使われることを嫌い、結果として大手ビールメーカー全部で供給を抑えてしまった」

「最近は酒屋で販売されている液化炭酸ガスを、生ビールサーバーだけでなく、美容業界、熱帯魚店、お風呂・・・・・・などなど違う目的で購入されることが多く、同時にガスボンベの回収が進まないため、ビールメーカーでガスボンベ不足に陥った。」

「美容業界など他の業界で炭酸ガスを使うことが多くなり、それら他業界で炭酸ガスを酒屋で購入するようアドバイスしていることに大手ビールメーカーとしては不満であり、他業界での使用を止めさせるために供給を絞っている」

・・・・・などなど、やや情報は錯そう気味。

そんなわけで、 酒屋としては、夏のお祭りや花火大会を前に、マジで、リアルに参っちゃった次第。

でも、何とか酒問屋さんなどに頼み込み、皆さまの期待を裏切らないようにする所存・・・・・ガンバリまっせ~!

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「サマーギフト」と「お中元」

夏の贈りものシーズンはピークを過ぎたようですが、なんだか最近は従来の「お中元」とはまた違った夏の贈りものである、「サマーギフト」としての贈りものを、「夏の贈りものは・・・・・までに・・・・」みたいなことを気にすることなく、「のし」なしで贈る方が増えているようですね。

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 写真は、いわゆるサマーギフト。「お中元」や「暑中お見舞い」の「のし」を付けず、ラッピングの飾りも派手になり過ぎないギフトです。

 「お中元」には、会社関係とか親戚関係とか、フォーマルな感じがあり、なおかつ「いついつまでに出さなければならない」といった決まり事があったりします。また、困ったことに、その決まり事の認識が人によって、また地域によって違ったりするわけです。

この形式ばった感じの、のし紙を貼り付けた贈りものが、「贈る側としてしっくりこないな~」って場合に、「サマーギフト」としての贈りものが選択されるのだと思います。「形式にこだわらない感謝の気持ちを込めた夏の贈りものです」みたいな感じでしょうか。

 会社関係での贈りものも、本当にお世話になった方には、「お中元」ではなく、「のし」なしの「サマーギフト」が選ばれるようです。酒屋としても、この気持ちは良く分かる気がします。

例えが良くないかも知れませんが、バレンタインデーの義理チョコと本命チョコみたいな違いでしょうかね。

さて、酒屋に来店されて、贈り物にお酒を購入するのは、あたりまえですが相手の方がお酒好きだから。お世話になったお酒好きの方に、お酒の贈りものはほとんどベストな選択ですね。

サマーギフトで、さり気なく美味しいお酒を贈って喜んでいただくとは、素晴らしい心づかいだと思います。

また、サマーギフトの場合には、相手の方に喜んでもらえばそれでいいわけで、いわゆる日本の贈り物の作法的な気づかいが無用なのかも知れません。

難しい作法は抜きにして、お酒好きの方に喜んでもらいましょうね!

 

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店内ワインセラー

夏前に店内のワインセラーが完成しました。

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写真の写り込みがひどくて恐縮ですが、店内ワインセラーです。

 安いワインからそうでないワインまで、とりあえずセラーの中に詰め込んであります。また、清酒も火入れしてあるものはセラーの中へ入れました。生酒は冷蔵庫の中です。

酒屋として思うのは、ワインは意外に強いということ。特にスパークリングワインは強いと感じます。それでも夏があまりにも暑過ぎるのはワインにとってダメージとなる可能性が高いため、キッチリとセラーでの管理が必要なのです。

意外に弱いと思うのは清酒。特に糖分の低い辛口タイプの純米酒あたりは味わいが変化しやすいと感じます。もちろん、ワインと違って造ってから1年ぐらいのうちに飲んでしまうため、ワインとの比較はできませんが、最近流行りのキレイな味わいの純米大吟醸あたりの耐久性は、うまく熟成されると良いのですが、そうでない場合には厳しい状況へと変化しそうです。

やっぱり清酒の場合には、造った後にひと夏越したぐらいの「ひやおろし」あたりがベストなのかも知れませんね。もちろん、氷温冷蔵など特殊な環境での熟成ではフレッシュさを保てる可能性はあるのですが。

ワインの場合にはある程度しっかりした造りのワインであれば、セラーに入れておけば数年ぐらいは、まず問題がありません。こちらもフレッシュさがなくなり、熟成感が増して行きます。

早飲みでおいしいワインは熟成すればその魅力がなくなったり、早飲みでかたすぎるワインは熟成して見事な味わいに変化したり、また早飲みでも熟成させても両方それなりに美味しいワインもあったりします。

 ワインは年によって出来が良かったり、そうでもなかったりする、保存が可能な農産物加工品です。できるだけお得で、なおかつおいしい年のワインを仕入れることがワインを扱う業者にとっての理想だと思います。

「こ・・・これは・・!(汗)」みたいなワインに巡り会えたなら、一気に仕入れて、熟成させてから販売するような大手ワイン商のような商売に踏み出す第一歩に、このワインセラーがなれば良いなと思うのですが・・・・・・ガンバリます!

 

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夏祭りシーズン始まる

子供達が夏休みに突入して、いよいよ町内会などの夏祭りシーズンが始まりました。

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 我が家のガキンチョどもは、さっそく一昨日行われた町内会のお祭りに行って、昨日も町内会のお祭りを二か所ハシゴして来ました。そして、さすがにもうお祭りに疲れたのか、「今日はお祭りに行かない!」などと兄弟してほざいていやがります。

もちろん近所のガキンチョどももみんな同じお祭りに行くわけで、親としては「今日は子供がいないから、スーパーのお惣菜でも適当につまむか!」なんてスーパーに出かけて行くと、やっぱり同じようなことを考えてる子供の友達の親と出くわしたりするわけですね。

お祭りの夜には子供達はもちろんですが、親達もみなさん同じようなものを食べてるようですね。それも夫婦二人っきりで静粛に(汗)!

さて、今年の夏は自粛ムードも完全になくなり、天気にも恵まれているためか、生ビールサーバーレンタルの申し込みが多いような気がします。業界によっては忙しくてどうにもならないぐらいの業界もある様で、会社さんでの飲み会も勢いが感じられ、完全に震災前に戻った印象です。

 この先どうなるかなんて誰にも分かりません。比較的恵まれていると言える今年の夏は、よく冷えた旨い生ビール飲んで、その後は、運が良ければ差し入れでもらった森伊蔵かポンテ・カネでも飲んで、しっかりと、たっぷりと、暑気払いができるとイイですね。

今日の参院選の結果で、さらにアベノミクスが加速して、その影響が少しは自分にも波及することを願って、カンパ~イ!

 それにしても、あの「ズン・・ズン・・ズンドコ・・・♪」って繰り返し聞いてると、ホントに耳に残るわ(汗)

 

 

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米国「マスターソムリエ」への道

ワイン業界専門誌「デキャンター.com」によれば先週テキサスのダラスで行われた、ますます難しさを増す米国の「マスター ソムリエ」の試験に70人が挑み、ただの1人だけが合格した。

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 最近この難関である米国のマスターソムリエへの挑戦が映画になったことにより、人気が高まっているのだが、その分さらに難しさが増しているようだ。

 ワイン関係のことをただ覚えるだけではダメで、なぜそのワインはそんな味わいなのかを説明しなければならないらしい。

 試験の内容は年を追うごとに益々困難さを極めているが、これは最近のワイン業界の変化が激しいことに寄るらしい。だから、受験者は常に止まることなく新しい状況をつかんでいる必要があるのだそうだ。

米国マスターソムリエ合格者の数は、受験者のだいたい10%前後だが、年によっては今年のように70人挑戦して1人合格だったり、2005年のように26%が合格したりと変動が激しいようだ。

この米国マスターソムリエの試験が開始されて約40年になるが、マスターソムリエの紫色のピンをもらった人は202人のみ。

 米国のマスターソムリエと英国のマスター・オブ・ワインのどちらが難しいのか分かりませんが、マスターソムリエ挑戦の映画紹介を見れば、相当サディスティックに自分を追いつめて勉強しても試験に受かる可能性は低いという大変な世界のようです。

これほどの勉強が、レストランなどで深夜までソムリエとしての業務をこなしながら出来るのか?また、レストランでのワイン提供にそこまで難しい話をする必要があるのか?それよりもお客さんに楽しんでもらう方がレストランの商売につながるのではないか?などの疑問を蕨市あたりの街場の酒屋としては持った次第です。

しかし、だからこそ「マスターソムリエ」に対する憧れは強くなるのかも知れません。

「マスターソムリエ」も「マスター・オブ・ワイン」も日本人の保有者はまだいないと思います。もしどちらかでも取得すれば、少なくとも日本のワイン業界では話題になります。

そして「一気に日本のワイン業界の第一人者になれるかも知れない!」チャンスがあるわけですね。

 

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