“2013年6月”の記事一覧

「アクアパッツア」お祝いイタリアーノin 東川口

埼玉県のビバリーヒルズって呼ぶ人もいる(ホントなんですよ!)、東川口の瀟洒な住宅街にある一軒家のイタリアンでのお祝いディナーです。

静かで広々とした住宅街にあるためか、のんびり、ゆっくりと食事を楽しむことができました。

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 子供連れのため早い時間からのスタートです。記念写真を終えて店内に誘導されて入って行けば、一角にガラス張りのワインセラー。酒屋としては、もちろんチェックを入れてしまうのですが、なかなかのハイセンスな品揃えでしたよ、これがまた!

お手頃なスパークリングワインで乾杯したら食事の始まりです。

前菜には今が旬のホワイトアスパラガスや具だくさんのブルスケッタ、カルパッチョなど。ドライでキリッとした印象のスパークリングワインに良く合います。

その後は手打ちの、ボタンのようにまるい形や、きし麺のように平べったいパスタ。やっぱり手打ちのパスタってのは食感が何とも言えずイイですね。パスタソースもまず自分ではまったく作れそうにない、香り高く、味わい深い本格イタリアンテイスト。手打ち麺のもちもち感とソースの相性はバツグンです。

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そしていよいよメインの「アクアパッツア」2種類の白身の魚を丸ごとオリーブやらトマトやらで調理してあります。一匹は鯛だったような気がするのですが、このお料理は日本のお祝いにはピッタリですね。一匹そのままってのが、いかにもおめでたい印象です。

味わいもどちらかと言えばアッサリとしていて、でもアッサリし過ぎていることはなく、その味わいで食欲がわいてくるような、年齢に関係なく日本人なら大好きな感じのお料理ですね。

また、飲んべーにとっては、良く味のしみたアサリを一つ一つ口に運びつつ、合間にコピリンコって飲る感じはたまらないものがありますな~!

いろんな意味でお祝いの席のメイン料理にイイ感じ。

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 洋食系でのお祝いの良いところは、デザートもまた楽しみなこと。軽やかなクリームのフルーツケーキでペロって食べれちゃう軽さです。お祝いの席じゃなかったらグラッパとかを一緒に飲っつけたかったのだが・・・それは次回のお楽しみか!センス良さげのグラッパも数種類揃ってました。

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 大人も子供も楽しめるイタリアンが、なぜ世界の多くの人に支持されるのかが理解できた気がした次第です。

ちなみに、たぶん「アクアパッツア」を食べたい場合には事前予約をされるのが賢明だと思います。

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じぇじぇ・・・!!ワケあり大特価ワインだぁ~!

日本のワイン市場は拡大しています。

しかし、需要と供給が等しくパラレルで上昇すれば良いのですが、なかなか消費の現場は理想的には推移してくれません。

特に輸入商品は、時として生産している本国での販売価格よりも、輸入コストが上乗せされているにもかかわらず、本国での販売価格を大幅に下回って販売されることも珍しくありません。

現に、どんどんどん・・・・の激安ジャングルな大手小売りチェーンには、大手輸入会社さんが投げ売りしたと推測されるワインがそんな価格で販売されてたりします。

 酒倶楽部ステップでもそんな「なに・・・・(汗)???わけわかんねーぐらい安いじゃん!!」みたいな、「品質に対してお得感」があって、なおかつ「価格そのものが安い」ワインを入手致しました。

ネットでは、どなたかにご迷惑となる可能性があるため写真や商品名、価格は掲載できません。恐縮ですがそんな訳で店頭のみの販売です。

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ワケあり商品ですから、ヴィンテージは新しくありません。

従いましてフレッシュ感はありません。しかしその分熟成感が増している味わいです。ひょっとしたら熟成のピークは過ぎているのかも知れませんし、またひょっとしたら熟成のちょうどピークなのかも知れません。

味わえば、それなりの価格のワインであり、造りが良いワインであることは分かるハズです。

 ご興味のある方はお早めにご来店下さいね。

ちなみに明日の火曜日は定休日で、休ませて頂きます。

 

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「ヴィンテージの良いワイン」父の日のワインセレクション

今年は父の日の贈りものにワインを選択される方が増えたように感じます。

父の日のお祝いで家族で食事しながらワインを飲むとすれば、飲むワインは2~3本で、主に赤ワインといった感じでしょうか。

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最初にプロセッコかヴィーニョ・ヴェルデあたりで爽やかに乾杯。今日の様なやや蒸し暑い日には爽やかに身体にしみ込みます。

爽やかな味わいでリフレッシュした後は、ご馳走を頂きながらぼちぼち赤ワインに移って、深みのある香りとうま味をご馳走や、おしゃべりとともに楽しみます。きっとお父さんもニコニコ顔。

こんな時におススメしたいのが、デキが良い年の有名産地のお手頃ワイン。マニアっぽさはないかも知れませんが、知名度はバツグンのブルゴーニュとバローロです。

ブルゴーニュの2010年ヴィンテージとバローロの2007年ヴィンテージはどちらも最高に良い年。しかも円高時代の輸入品のためお得感も十分。

これらのワインのお得さはそれぞれ次の年のワインを飲めば分かります。味わいがかわることはもちろん、価格も上方向にかわるわけですね。

 気軽に最高のヴィンテージをお父さんに楽しんでいただきましょう。それもお得に!

お父さんはきっと上機嫌で、「ブルゴーニュはねぇ・・・・・・・」「バローロはねぇ・・・・・・・」みたいな、ワインの世界をたっぷりと語ってくれると思いますよ!(笑)

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「父の日」お酒好きなお父さんに

お酒好きのお父さんが「父の日」にもらって嬉しいのは、やっぱりお酒でしょうか。

一緒に持参したお酒を飲りながら楽しいひと時を過ごせば、「父の日」としては、もうこれ以上ないほどの良い日となるのだと思います。

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 父の日の贈りものとして酒屋で人気なのが、今年も芋焼酎と麦焼酎でしょうか。約8割ぐらいが焼酎で、その他ワインや清酒、ウイスキーあたり。

今年も昨年に引き続き、「普段お父さんは焼酎を飲んでるから焼酎贈とっか!」って方が多かったようです。金額もバラバラで二千円~二万円ぐらいの幅。

気持ちですから金額は関係ないと思うのですが、お父さんとの関係も、会社の取引関係と同じで、「あの会社さんは売り上げが大きいから贈りものは・・・・・・」みたいなこともあるのかも知れませんね。

意外にいい贈り物だなあと感じたのが、スパークリングワイン。最近はお父さんだけでなく、お母さんも一緒にお酒を楽しむ傾向にあります。家族全員で楽しめるスパークリングワインを贈るのは、はなかなか良いアイデアだと感じた次第です。

もちろんおめでたい席ですからギフトラッピングでルッキンゴージャスに!

ラッピング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 家族にとって父の日とは、「お正月」≧「お盆」≧「誕生日」≧「母の日」≧「父の日」(汗)みたいなポジションの、家族が楽しむ日なのかも知れませんね。

 そんな日には、ハデにラッピングしたお酒を持参してみんなで盛り上がるといいですね。

 

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グランヴァン(ほとんどボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?その23

グランヴァン(ボルドー高級ワインがメイン)価格はブラックマンデーすぐ後の1988年からインデックス・ベースで2011年までに約20倍まで高騰。はたしてグランヴァン市場はバブルなのか?もしそうなら、今後そのバブルは崩壊するのか?を酒屋のオヤジなりに考えます。今回はその23回目。

古ワインMay13

 

 

 

 

 

 

 

 

【グランヴァン(ほとんどボルドー)ワイン・インデックスの2008年7月から2013年5月末までの推移】

2011年6月28日にピークを付けたインデックス価格は、2012年11月13日まで約34%下落。その後は一方的なリカバリーに転じ3月15日には安値から約12%高い水準まで値を戻した。その後は横ばいよりもやや弱含みな推移の、価格変化に乏しい模様眺めの状況が続いている。

ボルドーワイン2012年ヴィンテージのアン・プリムール(先物取引)キャンペーンは不調。

多くの買い手にとって2012年ヴィンテージの価格は高過ぎると感じるようだ。2009年、2010年ヴィンテージと続いた高評価の年に高値で既に大きく買い付けていることもあり、ほとんどのワイン商が2012年ヴィンテージでのアン・プリムールへの参加を見送った。

また、このころからワイン取引のオファーとビットの差が開いている。売りたい人は高値で売りたいし、買いたい人は安くなれば買っても良いという状況。

アン・プリムールで最高値でのリリース価格となった2010年ヴィンテージワインの取引シェアが大きくなってきたことも市場を上値の重い状況にしているようだ。高級ワインの業者向け取引プラットフォームであるLiv-exではボルドーワイン全体の取引量の約30%を2010年ヴィンテージが占めているとのこと。

2011年、2012年ヴィンテージと続くアン・プリムールの不調のためか、ワイン商が2010年ヴィンテージの現金化に動いているとのこと。 

2009年、2010年ヴィンテージのアン・プリムールでは高値で大量に買われた。続く2011年、2012年ヴィンテージでは価格の割高感があるため、値下がりしない限り買い手が不在の状況。これでは、しばらく弱含みの展開が継続すると予想するべきでしょう。

ところで、今日の新聞にイングランド銀行が「史上最大の国債バブル」が混乱した状態ではじけることへの警戒感を表明したとの記事が載っておりました。

いつの日か終わりを迎える不況を回避するための大量の資金注入も、終わり方が 悪ければ、その時こそは本当にワイン市場も巻き込まれてのオランダのチューリップになってしまうかも知れませんね。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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