“2013年4月”の記事一覧

ワイン産地は2050年までに最大で73%減少!

ワインの専門誌「デキャンター.com」に掲載されておりました。

専門誌「ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンス」に掲載されたテキサス大学の研究結果によれば、ワイン造りに適した地域は2050年までに25%~73%減少するとのこと。

地球温暖化などの環境の変化がワイン産地に与える影響に関する論文は、今回初めて掲載されたのだそうだ。

02080616.DVC00012

 

 

 

 

 

 

 

 

ブドウ畑は長い期間に渡って地質に影響を与え、また地下水にも著しく影響を与えているのだそうだ。

地中海沿岸のヨーロッパではブドウ栽培に適した地域が2050年までに68%減少する可能性がある。またオーストラリアでは地域により73%の減少の可能性。

チリのプレミアムワインを生産する地域でも同じように減少する可能性がある。水資源の利用は既に高水準であり、水資源に影響を与えている。また、2050年には降雨量も20%ほど減少すると予想されている。

しかし、ニュージーランドや北ヨーロッパの地域によっては、ブドウ栽培に適した地域が倍に広がる可能性もある。

北アメリカや中国でもブドウ栽培に適した地域は増える可能性があるとのことで、その中のいくつかの地域は高品質のブドウ栽培に最も適した地域になる可能性があるのだそうだ。

つまり、地球温暖化によりブドウ栽培に適した地域がより気温の低い場所へ移動することと、水資源が十分に確保できなくなる可能性があり、特に灌漑を利用してのブドウ栽培は持続可能なではなくなってしまうことが、現在の主要なワイン生産地域を減少させる可能性があるということでしょうか。

気になるのは「現在最高品質のブドウ栽培を行っている場所は、ここ数十年の間にその非常に高価な土地価格がどうなってしまうのか?」ってことと、「非常に評価の高い高品質なワインは、ヴィンテージが新しくなるほどに評価が低くなってしまうのか?」ということでしょうか。

有名ワイン産地では非常に高値でのブドウ畑の売買が行われているわけですが、「地球温暖化や水資源のことまで考慮して購入しているのか?」というのも気になるところです。

また、多くのブドウ産地が資源開発できる場所にあると聞いたことがあります。今後、特に灌漑の多いオーストラリアあたりでワイン産地が資源採掘の場所に取って代わられるとすれば、すごく残念な気がします。

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ルリカケス」徳之島のラム酒再入荷!

人気の国産ラム酒「ルリカケス」が入荷しました!

2013041114130000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

徳之島産ラム酒 【ルリカケス】 AL40% 900ml、1800ml

ルリカケスは奄美諸島の徳之島で造られるラム酒。砂糖キビを原料とし、3回の蒸留後にオーク樽で熟成させた樽香とのバランスが絶妙な国産ラム酒。

焼酎ブームの時の黒糖焼酎が入口となったのか、最近は国産、外国産を問わずラム酒をご購入される若い方が増えている様に感じます。ラム酒特有の甘い風味に癒されるのかも知れません。

先日、黒糖焼酎メーカーの営業さんがご来店されて言ってたのですが、5月10日は「黒糖の日」なのだそうです。その日には国産ラム酒を含む黒糖焼酎を販売しているショップでのキャンペーンで、黒糖焼酎や国産ラム酒をご購入されたお客様に「黒糖」をお付けするような企画があるとのこと。

酒倶楽部ステップでもその企画に参加するかも知れません。

「なんで酒に黒糖付けるの?」と聞けば、営業さん曰く「黒糖舐めながら黒糖焼酎(国産ラム酒)ってのがまた旨いんですよ~!!」って!

正直、「黒糖をそのまま舐める気には・・・・・・(汗)だし、それで酒を飲む気には・・・・・・・・・(汗)!」って気もしましたが、でも「黒糖を使ったデザートをアテにして、黒糖焼酎やこのルリカケスを飲るってのはヒジョーに良い感じだな!」とも思った次第。

酒屋のオヤジのような甘党で飲んべーには最高!!

アベノミクスの効果で株式は高いけど、世の中相変わらず厳しいしストレスも多い!早めに帰宅して、その後の家でのストレスに備えて(笑)、先ずは甘い風味が癒されるルリカケスで、「ホッ!」っとひと息入れたいですね!

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

世界最大級のワイン会社試飲会

世界最大級のワイン会社さんの試飲会です。

2013040914190001.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

写真はオーストラリアワイン【ハーディーズ】

イギリスとオーストラリアで販売量No1を誇る、世界展開しているワイナリー系のディストリビューターさんの試飲会。

「なぜこれほどの販売量を誇るのか?」「なぜこれほど世界で人気があるのか?」気になるところです。

試飲会に来場されていた方々は、酒屋のオヤジ以外ほぼ全員がスーツ姿。推測するにたぶん商社系の卸さんや、飲食店チェーンの本部の方、ホテルなどの仕入れ担当の方などではないでしょうか。

会場にはハーディーズ5代目当主も来日されており、ワインはオーストラリアの「ハーディーズ」を筆頭に、アメリカの「シミ」や酒倶楽部ステップでも人気の「レックス・ゴライアス」など、南アフリカの「フィッシュフック」やラベルが印象的な「ブラックストーン」などが出品されておりました。

 価格帯も小売価格で1000円以下から1万円以上まで幅広いレンジ。

ほとんど全てを試飲して思ったのは、「どれも非常に安定感のある味わい!」ということ。「美味しい!」というのはもちろんですが、良い意味で大手特有の安定感のある味わいなのです。

この「安定感のある味わい」が信頼となり、さらにフランスのワイン産地と違い天候が安定しているため、ヴィンテージごとの味わいのばらつきがなく、安心して購入できるのではないかと思った次第。

また、味わいがしっかりとしているため、イギリスやオーストラリアなど肉系の食事が多いと推測される国では、特に好まれるのではないでしょうか。

これからの時期、こだわりのバーベキュー料理などに合わせるにはおススメのワインです。どれも「炭火焼きのステーキとかで飲ったら旨そうだな!」と思った次第です。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「越後のとろり にごり酒」シュワシュワ&とろ~りの<生>

長岡の高橋酒造さんの”シュワシュワ&とろ~り”の「純米にごり生酒」が今年も入荷しました。

2013040811530000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【越後のとろり にごり酒】 純米にごり生 AL18% 720ml 1,260円

 とろ~りなめらかな「にごり酒」を生のまま詰めました。出来たてならではのシュワっとした口当たりがクセになるお酒です。越後酒らしく上品でエレガントさのある味わい。シュワっとした口当たり、とろっとした甘み、それでいてサッパリとした後味。

たぶん生のにごり酒は、ヨーグルト以上に整腸作用があるのではないかと素人ながらに思います。単に美味しいだけではないことが、飲んだ次の日に良くわかるのです。

たぶん、生のにごり酒の、そのにごりの中にお腹に良い酵母菌がたっぷりと生きていて、冷蔵保管されている間は寒さに息をひそめており、それが体内に入り込み、快適な温度となればうれしくて活発に活動を開始する感じでしょうか。

つまり言いたいことは、生のにごり酒は美味しいというだけでなく、適量を飲むなら身体や美容にもよさそうだってことなのです。

年に一度のこの時期だけの味わいをお楽しみ下さい。

 

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「北海道ニセコ・エリア」旬の味

北海道といえば先ず楽しみたいのが、美味しい海の幸!!

「ウニ、イクラ、カニ、ホタテ、ホッケあたりは、北海道に行ったら是が非でも味わいたい!」と酒屋のオヤジのような素人は考えるのですが、食材にはあたりまえですが旬があります。その時期に旬を迎える食材をいただくのがやっぱり最高ですね。

倶知安町のニセコ・エリアには1軒しかない回転寿司屋さんに行ってみました。回転寿司屋さんといってもかなりの本格派!流石は北海道!!

カウンターに座って、北海道の地酒をチビチビ飲りながら、とりあえずウニ、イクラ、ホタテと食べてると、隣に座っていた一見漁師さんふうのおやじさんと美味しい酒談議となり、今の時期に美味しいネタをラッキーにも教えていただいたんですよ。

ひらめの縁側

 

 

 

 

 

 

 「今の時期はやっぱりヒラメがうまいんだよ!それもエンガワが格別にうまいねぇ~!!」ってことで写真は「ヒラメのエンガワ」。これに塩を上から少し振って食べたら、も~たまらなく・・・・・うまい!!魚の脂と塩が混ざると舌の上でとろりとした上品な甘みに変るんですね!!しかも埼玉あたりの回転寿司で食べるエンガワと違って、色が白ではなく半透明の白色。まったくの別ものなんですね!

また、スッキリとした飲み口の良い北海道の地酒とも良く合う!

まつぶ

 

 

 

 

 

 

もう一つ、そこの板さんに聞いて、メニューには乗っていない旬のネタをご馳走して頂きました。「マツブ」と呼ばれる北海道でしか獲れないツブ貝。目をつぶって食べれば、食感や味わいは”アワビ!!”です。こちらも塩をちょんと付ければ上品な磯の風味が口の中に広がって、貝好きにとってはたまらぬ旨さでした!!

 「何でメニューにないような旬のネタを、板さんに言って初対面の酒屋のオヤジにご馳走してくれるんだろ?」って思ったんですが、後で聞いたら、ここの社長さんだったとのことで、たまたま隣に座らせていただいて、まさに”おいしい思い”をさせていただきました。

ご馳走様でした。

 2013040215380001.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に北海道限定「サッポロクラシック」。

アジア系の観光客はこの缶ビールを片手に降り積もった雪の前で記念撮影。また、ヨーロッパからの観光客は、この「サッポロ・クラシック」が飲みたいがために酒屋のオヤジの宿泊してる場所まで、わざわざ歩いて飲みに来たりと、あたりまえなのかも知れませんが、この辺りで観光客に一番人気のビールなのです。

楽しくて、美味しい北海道は最高です!!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ