“2013年1月”の記事一覧

雪見酒どころではなかった関東の大雪!!

いや~大変な大雪でしたね!!

皆様ご苦労様でした。まったくもって雪見酒どころではない大雪でした。

印象的だったのは酒倶楽部ステップの前の雪の降り積もった道を、成人式の帰りと推測されるミニスカートをはいた女の子が、そのむき出しになった脚を雪の冷たさで真っ赤にしながらトボトボと通り過ぎて行った光景でしょうか。なんだかとっても痛々しくてふびんな印象でした。

振袖を汚すことにならなくて逆に良かったのか、それとも悪かったのか・・・・・・・でも、彼女にとっては間違いなく強く印象に残る成人式となったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪の降り止んだ昨日も、バスは大きく遅れて、電車は動いたり動かなかったり、主要道路は何処も渋滞と、東京とその周辺はホントに雪に弱い。朝方には雪かきしたくても凍っててどうになんないし。昼間になっても日陰では凍ったまんま。

酒屋のオヤジは昨日一昨日と長靴をはいて過ごしたのですが、早朝に息子と二人でなかなか来ないバスを待っていると、果敢にもご高齢の奥様が雪の中を自転車で移動してたり、オートバイで移動してたり、歩く人もハイヒールや革靴で、あっちこっちで滑って転んでおりました。

そもそも、東京とその周辺の人は雪が降ることを想定して生活していないため、仕方がないことなのだと思います。それにしても「これじゃ事故やけが人が急増するハズだわ!(汗)」と息子とともに感じた次第。

これじゃホントに「雪見酒と洒落込んで・・・・」なんて言ってる場合じゃなかったようですね!(汗)

感心したのは、酒倶楽部ステップの斜め後ろにある清掃会社クリーンシティさんの若い方が5~6人で「がんばれニッポン」と書かれたワゴンに乗って、危なそうな場所を雪かきしてまわってたこと。もちろんボランティアだと思うのですが、なかなかマネのできることではありませんね。素晴らしい会社さんだと感じた次第。スゴイです!!

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雪見酒と洒落込みたい!でも大雪注意報だって!!(汗)

成人の日の休日、成人の日の発祥の地である埼玉県蕨市はあいにくの雪。

このあたりではちょっと雪が降っただけで大騒ぎになるから困ったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキー場にでも行けば大雪を見ただけで心躍る気持ちになるのですが、なぜかこの辺りでの雪降りでは、とっても沈んだ重い気分になるから不思議です。ガキンチョどももスキー場では夢中になって雪だるまとかをつくります。でもこの辺りだと、「せっかく雪が降ってんだから表で雪だるまとかつくれば?」って言っても、「寒過ぎて無理!!」だって(汗)!

 スキー場では大雪でもそんなに寒く感じないのですが、この辺ではちょっと雪が降っただけで振るえるほど寒く感じるんですよね。気持ちの持ちようなんですかね?

ハレの日とも言える成人の日に雪が降っている。これはまさに飲んべーさんにとっては一期一会的な瞬間と言えるのでしょう。そう、大河ドラマの吉田松陰さんのごとく「雪見酒としゃれこみましょうか」ですね。酒の肴に季節を愛でる古き良き時代に習うのです。

お豆腐と牡蠣あたりを具材にした鍋でもつっつきながら、燗酒を飲りつつ雪を愛でて、古き良き日本の素晴らしさに酔いしれるのです。

・・・・・・でもそんなことしてたら・・・「こんな大雪降ってんのに酒なんか飲んでんじゃないわよ!(怒)」ってなお叱りを頂戴する可能性大なわけで・・・・様子を見ながらですかね!(汗)

 何故かと言えば、雪が止んだとたんに皆さん雪かきを始めるわけで、ご近所さんの手前、我が家も遅れを取るわけにはいかないのであります!(汗)そんなことで、酒屋のオヤジも年に1~2回、チリトリで雪かきをするわけですね。

ということで、いつでも雪かきに臨める体制で、ほどほどに雪見酒を楽しみたいですね!

あ~うちのガキンチョどもが雪だるまを作るついでに雪かきしてくんないかな!(汗)

 

 

 

 

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フランスのワイン消費量は減少傾向!

フランスのワイン消費量は30年来の低さ!

 

 

 

 

 

 

 

 

最新の調査結果ではフランスでの日常のワイン消費量がいまだかつてないほどに減少しているのだそうだ。

昨年末にボルドーで開かれたヴィニテック・ワイン&スピリッツ・トレードショーで発表された調査結果によれば、2010年のフランスの平均一人あたりの年間ワイン消費量は46.6リットルと、1975年の104リットルから大幅に減少したとのこと。

15歳以上の フランス人4004人から調査した結果、毎日ワインを飲むという人は激減して時々飲む人が多くなったのだそうだ。2010年にはワインを週に1度~2度しか飲まない人が45%で、1980年の30%から大きく増えた。逆に、ほとんど毎日ワインを飲む人は17%で、1980年の51%から大きく減少した。

 そしてノンアルコール飲料を夕食と一緒に飲む人がフランスでは、いまだかつてない程に増加。15%の人が夕食時にノンアルコール飲料を飲むとのことで1980年の5%から増加。

夕食時にワインを飲む人は24%と、1980年と比べると半分以下に落ち込んでいる。

2010年の調査が最近公表されたのは、調査結果の数字を再確認する必要があったからなのだそうだ。

ワインを毎日飲むフランス人が大きく減って、時々楽しむフランス人が増えたことは、フランス人がワインに対して”量より質”を求める様になったと推測できるようだ。しかし、多くのフランス人はワイン選びが難しいと感じているとのこと。

今後は時々ワインを楽しむフランス人が特別な日のワイン選びに、質の高さを求めてより値段の高いワインを選ぶのではないかと推測しているのだそうだ。

酒屋のオヤジが推測するに、このあたりの状況が最近のフランスでの自然派ワインの人気の一因となっているのではないかと思います。高品質なワイン=造りの良いワイン=自然な造りのワインとイメージされる方も多いのではないでしょうか。

それにしても、ワインを毎日飲むフランス人が6人に1人とは・・・・・それでも日本酒を毎日飲む日本人はもっともっと少ないと推測されるわけで、やっぱり世界的な嗜好の多様化でしょうかね。

 

 

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「ヴィンテージワイン 古酒」お取り寄せ承ります。

最近はヴィンテージワインのお問い合わせが増えてきたように感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ コル・ドルチャ レゼルヴァ 1967年 750ml

イタリアのトスカーナを代表するブルネッロの、非常に評価の高生産者コル・ドルチャの長期熟成古酒です。

お問い合わせいただき、お誕生日プレゼントのギフトラッピングを施して販売させて頂きました。ワイン好きには本当に喜ばれる贈りもではないでしょうか。

さて、古いヴィンテージワインを楽しむのは意外に大変です。もちろん「これほど長い間熟成された古酒にどんなお料理を合わせたらいいの?」ってことが最も頭を悩ますところではあるのですが、グラスに注いで飲むまでのプロセスも意外に大変なんです。

理想的には、あらかじめレストランのソムリエさんに相談して、事前にワインを持ち込み、お料理もおまかせするのがベストだと思います。しかし、自宅で楽しみたい派が最近は多い様子ですので、簡単に古酒をグラスに注ぐまでのプロセスをご説明させて頂きます。

先ず、かなりのオリがボトル内に発生していると推測できるため、ワインボトルを立てて数日かけてオリを完全に沈めます。

楽しむ前にコルクを抜くわけですが、コルクがもろくなっていることもあるため、静かに、ゆっくり、そして慎重にワインオープナーをまっすぐにまわし込んで行きます。そして、ゆっくりと引きぬきます。無事にコルクが抜けたら古酒特有の注ぎ口あたりの汚れをふき取ります。

そして、いよいよグラスに注ぎ入れるわけですが、1967年ぐらいの大古酒はデキャンタに移さない方がよさそうです。大古酒の中には空気に触れた途端に一気に酸化して行くようなワインもあるため、デキャンタに移すことはおススメできません。

ボトルから直接静かにグラスに注ぎます。グラスに移してから風味と味わいを確かめ、その後にグラス内でワインをグルグルとまわして空気に触れさます。

ゆっくりとその熟成感を楽しんで下さい。

ブルネッロに合うお料理は赤身の肉やジビエ、ハードな熟成チーズといわれています。そのあたりをイメージした手料理とともにワインを楽しめば、形には残りませんが記憶に残る素晴らしい誕生日のお祝いになるのではないでしょうか。

 

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酒類業界2012年の10大ニュース

酒類の営業さんから業界紙「酒販ニュース」さんの≪酒販ニュース選定 2012年の10大ニュース≫の記事のコピーをいただきました。

せっかくですのでご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は「酒販ニュース」さんの記事

≪酒類業界2012年の10大ニュース≫

1.イオン納入3卸に警告、業界に衝撃  ~公取委、イオンの優越的地位濫用はシロ

2.小売酒販組合中央会が民事再生申請 ~酒類業組合で前代未聞、年金問題で「破綻」

3.セブン、ビール4社との共同開発品揃える ~他大手小売業でも酒類独自商品強化が加速

4.ワイン、廉価品がけん引っして「快走」続く 

5.酒類風味ノンアル飲料続伸、種類多様化もさらに

6.サントリー・アサヒ間で輸入酒有力ブランド移行へ

7.政府が「國酒」振興プリジェクト開始、提言まとまる

8.「黒」ビール類が新製品登場で拡大、久々脚光

9.卸免許の付与要件緩和、枠創出と新規区分創設

10.霧島酒が三和種類抜き、焼酎乙類数量トップに

次点、消費税増税法が成立、酒税「併せて見直し」明記

 以上トップ10から見える酒類業界のトレンドは「大手小売がますます力をもつ」、「安旨ワイン市場が拡大している」、「ノンアルコール飲料種類も市場も拡大」、「焼酎乙類市場の中心が麦焼酎から芋焼酎に代わった」などでしょうか。

第2位の小売酒販組合のニュースは本当に酷い話ですね。うちは幸いにも酒販組合の年金には加入していなかったので被害はないのですが、なんでこんなムチャクチャなことになったのか残念です。そもそも今の大手小売が大きな影響力を持つ時代に、酒屋の組合が本当に必要なのか?ってな気もするわけです。

第7位のニュースでは政府の国家戦略室が5月にENJOY JAPANESE KOKUSHU(國酒を楽しもう)を開始。有識者で構成する推進協議会が9月に提言「國酒等の輸出促進プログラム」を策定したのだとか。

例えば「浅草に外国人観光客相手の日本酒のテイスティングバーとかを出店すれば大盛況となるのではないか!」とか「外国人観光客向けのホスピタリティー溢れる酒蔵ツアーがあっても良いのではないか!」等々、國酒から新しい発想の商売ができれば良いですね。

 2013年の酒類業界も2012年と同じようなトレンドとなりそうですが、最近の円安傾向で第4位の「ワイン、廉価品がけん引して快走」が失速しないことを願いたいと思います。

 

 

 

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