“2013年1月”の記事一覧

「ニコラ・ポテル」美味しいブルゴーニュワインをお得な価格で!

「美味しいブルゴーニュワインをお得な価格で楽しみたい!」との問いに、注目のネゴシアンであるニコラ・ポテルさんのワインをおススメするソムリアさんも少なくないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真はニコラ・ポテルさんのブランドであるメゾン・サン・ニコラの「ポマール・プルミエクリュ・レ・ゼプノ 2010」と、メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌの「モレ・サン・ドニ2008」。

以前、ワイン評論家の教祖的存在であるジャンシス・ロビンソンさんが、そのブログで「美味しいブルゴーニュワインを適正な価格で楽しみたければ新進気鋭のネゴシアンであるニコラ・ポテルのワインがおススメ!」みたいな、ベタボメ記事を書いていたと記憶しております。特に古酒に関してはお得感があるようです。

そしてニコラ・ポテルさんが熟成させたブルゴーニュワインの多くは有名大手ワイン商へと売られて行くのだとか。

ニコラ・ポテルさんのワインの魅力は、その土地のテロワールを最大限に表現しているところなのだそうで、買い付けるブドウは無農薬か極めて無農薬に近い農法で、極力自然に栽培された樹齢の古い古木から収穫されたもの。

樹齢が古く土中深く根を伸ばした古木は、そのテロワールを最もキレイに表現するのだそうだ。造りも酵母などの添加を行なわない、自生の酵母を使用した自然派の造り。

また、100の異なる地域のワインを取り扱うにもかかわらず、厳しい選び分けにより1つの地域のワイン生産量はせいぜい5樽までという少量生産なのだそうだ。

 上の写真に写っているニコラ・ポテルさんのワインのヴィンテージは2008年と2010年で、まだまだ飲むにはもったいないほどに若いのだと思います。しかし、いざ飲みごろと推測される時期に達すればそれなりのお値段になるし、購入できるチャンスも大きく減少するわけです。

その辺の事情がワインの世界の醍醐味と言えます。

 

 

 

 

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「キュヴェ・ローレンス」樽香がうれしい冬の白ワイン!

暑い夏にはサッパリとした爽やかな白ワインが美味いように、寒い冬には冬に美味い白ワインがあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュヴェ・ローレンス 2010 AL 12.5% 750ml (ボルドー白ワイン) 1,480円

冬には冬に合った白ワインがあるとすれば、このボリューム感あるオーク樽風味の効いたキュヴェ・ローレンスがそれでしょう。ボルドーの白ワインらしくソーヴィニョンブランを主にして新樽で5ヶ月間熟成した白ワインです。

緑がかったイエローの色合いで、グレープフルーツや香草などを思わせるエレガントな味わいに、樽の風味がボリューム感を与えている印象。

このキュヴェ・ローレンスは毎年ボルドーワイン委員会が主催する、お手軽な価格帯のボルドーワイン約600本の中から味わいの優れた100本を、日本で活躍するソムリエさんなどのワインのプロ10人が選定する「バリュー・ボルドー2012」の「こだわりの多感型」部門で選ばれました。

樽風味の効いた白ワイン好きにはたまらない味わいが評価されたのだと思います。暑い夏に飲めば、ともすればしつこ過ぎるかも知れませんが、寒い冬ならこの充実感ある味わいが実に心地良いと思うのです。

 オーク樽で熟成させたコクのある白ワインに合わせるお料理のコツの一つは、ワインに感じるナッツ系の香ばしいフレーバーと同系のナッティさや香ばしさが活きたお料理なのだそうです。

魚介類の中でもコクのある牡蠣や帆立を香ばしく、スモーキーに仕上げたお料理には良く合うのではないでしょうか。またチキンのグリルあたりをアテにして旨そうですね。

冬に美味い酒を楽しみましょう!

 

 

 

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「新米新酒ふなぐち菊水一番しぼり」この時期だけの味わい!

生酒のロングセラー商品である菊水さんの「ふなぐち」のこの時期だけの限定醸造商品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

限定醸造 「新米新酒ふなぐち菊水一番しぼり」 生原酒 AL19% 200ml缶 300円

その名のとうり2012年に収穫されたばかりの新潟県産の新米を100%使用して醸した、加熱殺菌や加水調整を一切行っていない生原酒です。

生原酒のトップブランドである菊水さんの「ふなぐち」の味わいは、ご存知の方が多いと思います。そのとろりとした濃厚さのある旨みに、爽やかさとフレッシュさが加わった印象の味わい。

菊水さんの「ふなぐち」は高いアルコール度数の19度なのですが、意外に女性ファンが多いような気が酒屋としてはします。それも「日本酒はぜんぜん飲まないんだけど、この「ふなぐち」だけは好きなのよね!」みたいな方。

生原酒の充実感ある味わいは、甘くて爽やかなチューハイなどとは比べものにならないほどに満足できる味わいなのだと思います。

生原酒の甘みやとろりとした濃厚さ、フレッシュさのあるフルーティーさは、特に寒さが厳しくて、サッパリした味わいとは正反対の充実感ある味わいが嬉しいこの時期にはクセになる味わいではないでしょうか。

串焼きをアテに酒を飲ることを串酒と呼ぶらしいのですが、飲んべーさんの酒屋のオヤジとしては、雪が残る冬の寒さの厳しい日に、熱っつ熱つの焼きたての串焼きをアテにして、よ~く冷えた濃厚さのある生原酒をグビッグビッと飲ってみたい。できれば串焼きにはマスタードとか柚子こしょうとかの辛いのをたっぷりと付けた方がイイかな。

 寒い時期ならではの飲んべーさんの楽しみ方は結構ありそうですね!(笑)

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雪解け遅れで消費マインドも冷え込む!

いつもの年なら雪が降っても2~3日後には解けてなくなってしまうのですが、今年の場合は今週の月曜日の成人の日に降った大雪が、日陰にいつまでも解けないまま残ってますね。日の当たらない細道などではアイスバーンのままで、そんな道に車で入って行くとなれば、やや気が重くなるほどです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解けていると言うよりは冷え固まっている感じの、まだまだ解けそうにないうちの子供と近所のおにいちゃんが作ったすべり台付き雪だるま。

 いや~寒いですね!夏に暑過ぎたり、冬に寒過ぎたりするとアルコール類の消費量が減ると言われておりますが、ホントに酒を飲む気もしなくなる寒さですね。酒屋としては困ったものです。もっともそれ以前に、お出かけしたり、寄り道したりするのも気が重い感じなのですが。

 これでまた来週にも雪が降るかもしれないのですからよわったものです。なんだか成人の日の大雪以来、気分的には「酒なんか飲んでる場合じゃないよ!」みたいな厳戒態勢に入っているような気もするわけで、「今夜は冷えるから熱燗をキュ~っと!」ってな気分を遥かに通り越してる感じがします。

しかたがないから「雪解けとともに消費マインドの冷え込みも必ずゆるむ!」と信じて我慢するしかなさそうですね。

それでも、この大雪で「どうしても買いたい!」と思う物ができました。それは鉄のスコップと、電源を使わない石油ストーブ。今回の寒さの中の大雪では、木やプラスチックで出来た雪かきでは路上で凍りついた雪までキレイに雪かきでませんでした。ましてや酒屋のオヤジのようなプラスチックのチリトリなんかではどうにもならなかった。頑張ってもチリトリが壊れるだけだった(汗)!

商売人としてはご近所様のため、世の中のために、鉄製の四角い形をしたスコップで、アイスバーンとなった北側の道路をガッシガッシと氷を引っぺがしてキレイに雪かきがしてみたかった!

もう一つの電源を使わない石油ストーブは停電に備えて。お隣のさいたま市の一部では今回の大雪で停電になりました。あの寒さの中での停電ですから、電気系の暖房しか使用してない方は大変な思いをされたのだと推測するわけです。

 たとえ大雪でもキレイに雪かきが出来ていて、停電の備えもあれば、安心して大酒が飲めるわけですね!

うまい酒を飲みましょう!(笑)

 

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スーパードライのスゴ過ぎな国内ブランド力!

国内ビール大手5社の2012年ビール系飲料出荷量が8年連続で最低を更新した。

2ケタ成長が続いていた「第三のビール」の伸び率が鈍化して、ビールや発泡酒の落ち込みを補えなかったのだそうだ。

そんな新しいブランドが育ちにくいなか、定番品の販売競争が激化しているとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本経済新聞に掲載された2012年国内ビール販売量ランキング

市場が縮むなか、新しいブランドが育ちにくいこともあり、各社1ブランドに販促費などを集中した。サントリーは「プレミアム・モルツ」に過去最高の販促費をつぎ込み、遂にその昔トップのシェアを誇っていた「キリン・ラガー」を販売量で抜いたのだそうだ。

 キリンビールが「ラガー」よりも「一番搾り」をトップブランドとして最優先したことと、サントリーの力技で「プレミアム・モルツ」販売に注力したことの結果が出たようだ。

話は変わりますが、このランキングを見て、あらためて感心するのは、やはり「アサヒ・スーパードライ」の驚異的な人気と言うかそのシェアです。見事なまでに圧倒的な強さ!

このランキングにある国産大手の、いわゆる本物のビールの中でのシェアはなんと53.8%!一番人気なのは日本人ならほとんどの人が知っていることなのですが、あらためて数字をみると、そのスゴ過ぎる比率に驚きます。

2位が「キリン一番搾り」の16.7%で、3位が「サッポロ黒ラベル」の8.7%ですから、これはもう「アサヒ・スーパードライ」の販売量の減少=国内ビール市場の縮小と言えるようです。

酒屋のオヤジの記憶が正しければ、「アサヒ・スーパードライ」が国産のトップブランドとなって20年以上経ってるはずです。

酒屋として感じるのは世代間によって好みの酒が違うこと。その昔に国内トップブランド・ビールであった「キリン・ラガー」のファンの世代は高齢化とともにその消費量を大きく減らしたという印象です。

「キリン・ラガー」を好む世代の、次の世代に大きく支持されたのが「アサヒ・スーパードライ」だったのでしょう。「スーパードライ」を好む世代は80年代、90年代の強い経済力を持つ日本を支えてきた世代でもあり、その時代の輝かしい記憶と共に、その世代と「スーパードライ」は何か強い絆ででも結ばれているような気さえします。

これからの日本の極端な少子高齢化では、「ポスト・スーパー・ドライは何か?」とは予想しにくいほどに市場が大きく縮小しそうですが、「スーパードライ」を支持する世代が元気なうちは「スーパードライ」のトップブランドの座は揺るぎそうになさそうですね。

 

 

 

 

 

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