“2012年7月”の記事一覧

「ワイン業者向け試飲会」旨安ワインをさがせ!

夏季ワイン試飲商談会に横浜へ。

今回のミッションもまた”旨安ワインを探せ!”です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回の試飲会で旨安ワインとして最も注目したのが、上の写真のスペイン「ムールヴィエドロ・シリーズ」。やわらかくて、果実味がしっかりとしていて、樽の効かせぐわいも良い、そしてバランスが良い。これで価格が800円~1300円なのだから、ホントにパフォーマンスが良いと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 個人的に好きなフランスのカオールにも旨安ワインがありました。やわらかくて、大地の風味がして、スムースな飲み心地。

ワインを販売する者として「まだまだだな~!」と思うのは、ワインとしてのコストパフォーマンスが素晴らしいものの多い、販売価格二千円がらみのワインに積極的に取り組めないことでしょうか。

家飲みで1本二千円は、いくら美味しくてもやや高いと感じる方が多いと感じてしまっているからかも知れません。もちろんそれ以上の価格のワインの需要もあるのですが、ひょっとしたら消費者心理に対しての、二千円がらみという価格帯が微妙に反応しにくいのかも知れません。

たぶん外食市場では、しっかりとワインを販売したいと考えているお店さんにとっては、一杯千円しないぐらいで、このレベルのワインを提供すれば、かなりお客様に喜んで頂けるのではないかという気もするわけです。

二千円がらみの販売価格帯ではイタリアワインが特に良かったように感じました。

酒屋としておススメするとすれば、普段の家飲み用に千円以下の旨安ワインを、ちょっとだけハレの日にコスパの高い二千円以下のワインをといった感じでしょうか。

もちろん特別の日には、特別なワインが気分をグンと盛り上げてくれますよ!

 

 

 

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「ワインシティー」中国に巨大ワイン施設

専門誌「ザ・ドリンク・ビジネス」によれば、中国に巨大なワインの施設が誕生する。

 

 

 

 

 

 

 

 

中国では最も歴史があり、最も大規模なワインメーカーである「チャンユー・パイオニア・ワイン社」が、山東省イエンタイに約750億円を投下して「ワイン・シティー」を建設するのだそうだ。

このプロジェクトで使用するスペースは413ヘクタールで、芸術的な印象のヨーロピアンスタイルの施設となる。そこにはブドウ畑や国際ワイン取引センター、ワイン関係の調査機関が入り、ワインとブランデーの生産拠点としては世界最大級になる見通し。

観光名所としても注目されており、2016年までに完成が予定されているとのこと。

チャンユー・パイオニア・ワイン社は現在「世界10大ワイナリー」の第10位にランクされるワイン会社。特にアイスワイン用のブドウ畑は世界最大。

日本も含めたワイン生産の世界地図は速いスピードで塗り替えられていますが、数十年後の有名ワイン産地にはボルドーやナパバレーに加えてイエンタイが加わっている可能性は高いかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

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「高麗人参酒」不老長寿を願って!

健康食品の極みとも言える、古くから珍重されてきた「高麗人参」のエキス分が抽出された焼酎。

みなぎる活力、不老長寿、子宝、生涯現役、疲労回復、血液循環、精神安定、呼吸器系、消化機能、糖尿病、皮膚の機能・・・・・と様々な効用を持つとされる歴史ある生薬です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秘蔵 高麗人参酒 「神宝根(しんぽうこん)」 AL25度 720ml 3,800円

高麗人参の産地として名高い、全国一の出荷量を誇る信州東信地区の風雪に耐えた4~6年の成育根を、長期アルコール貯蔵したもの。エキス分が十分に抽出された頃に蜂蜜などで飲みやすく調合してあります。

高麗人参は4~6年かけて大地の滋養を吸いつくすため、一度収穫すればその畑はやせ細り、その後10年は栽培ができないと言われるほど大地のエネルギーを凝縮させています。

江戸時代に日本に入って来たらしいのですが、大変に高価な生薬で、その高額な治療費から「人参飲んで首くくる」とも言われたのだとか。

当時の対馬藩が大変な苦労の末に朝鮮半島より持ち帰り、将軍に献上したと聞いたことがあります。その後、試植ののち各地の大名に分け与えて栽培を推奨したのだとか。

旧対馬藩が決死の覚悟で持ち帰る程の価値を持った生薬の酒「高麗人参酒」。

現代でも不老長寿を願う贈り物として最適ではないでしょうか。

 

 

 

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テディベア コンベンション♡

行ってきました(*^^)v今日は昨日に比べると落ち着いた様子みたい。昨日はお客様が少々攻撃的で、みんな何かを狙っているような・・・そんな雰囲気だったようですが、今日はのんびりムードらしい。コンベンションに出ているお友達から聞いたんですけど、くま子にとっては初日なので、気持はルンルン♪

まずは出展しているお友達の所に顔を出し、それからコンテストを拝見。

イベントの時は材料がお買い得!くま子は生地を購入。あれもこれも・・・と思うところをグッと我慢して必要最低限にして。

最近はガラスの目を作っている人がいるのね~。びっくり((+_+))でも、普通のよりちょっとかわいいのよね~。気になるのを4ペアほど購入。早速使って何か作りたくなっちゃった(*^_^*)

 

 

くま子は甥っ子ちゃんと行ったんだけど、退屈しのぎに500円くじ引きしたり、ネックレス(ストラップ)作ったりして・・・楽しんでいたようです(^-^)

作家さんのブースを見ると皆さん素晴らしいアイデアと技術で素敵なベアを作っていて、毎回行く度に刺激になります。

くま子くま子なりに頑張ります!(^^)!

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グランヴァン(ボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?その13

グランヴァン(ボルドー高級ワインがメイン)価格はブラックマンデーすぐ後の1988年からボルドーワインのインデックス・ベースで2011年までに約20倍まで高騰。はたしてグランヴァン市場はバブルなのか?もしそうなら、今後そのバブルは崩壊するのか?を酒屋のオヤジなりに考えます。今回はその13回目。

 

 

 

 

 

 

 

 

年初から2012年7月6日までの高級ボルドーワイン・インデックスの推移。

 高級ボルドーワイン・インデックスは引き続き一方的な右肩下がり。2011年6月末のピークからの下げ幅は33%に達している。

ブルーンバーグの記事によれば、2012年1月~6月の世界五大オークション・ハウスのワイン売上高は、前年同期比で25%の減少だったとのこと。香港での売上が世界最大なのは変化がなく、全売上の47%が香港から。次がニューヨーク、シカゴ、カリフォルニアからなるアメリカで35%、そしてヨーロッパが18%だった。

世界5大オークション・ハウス合計でのこの期間のワイン売上高は1億6千万ドル(約128億円)。関係者はボルドーワインの値下がりが影響しているとしている。ボルドーワインは流通量が多い分、経済情勢に影響されやすいことも手が出しにくい一因とのこと。

 2011年にラフィットをメインとするボルドーワインを、大きく積極的に買い上げた中国のワイン投資家たちは、流通量が多く経済情勢に影響されるボルドーワインよりも、流通量が極端に少ないブルゴーニュやカリフォルニアに注目しているのだそうだ。

 南ヨーロッパでの欧州債務危機はひとまず落ち着きを見せたものの、今後の債務危機は行きつくところまで行くのではないかとの予想も多い。もしそうなった場合、世界中にその影響は波及するわけで、当然ワイン市場にも影響が及ぶことになるわけです。

 今の高級ワイン市場の状況を株式市場に例えれば、大型主力株であるボルドーが下落し続ける中、小型品薄株であるブルゴーニュや他のカルトワインに資金が流れる状況は、正にひと相場の秋を迎えているとみることができるのかも知れません。

 半世紀ほど前の日本の伝説的相場師は「桐一葉落ちて天下の秋を知る」と、その時の相場状況を例えたのだそうですが、現在の高級ワイン市場は「天下の秋で、桐一葉落ちるを知る」といった状況でしょうか。

中国やロシアなどの新興国で、またビリオネラーが増加に向かうような状況になるまでは、グランヴァン市場の本格的な回復はなさそうです。

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