“2012年7月”の記事一覧

夏祭りと生ビール

このところ週末になると必ずどこからか、「~月が~でったでた~月が~でた、ヨイヨイ♪♪~」って盆踊りの音楽が聞こえてきます。細かく分かれた町会ごとの盆踊りがそれぞれ開催されているんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

盆踊りを踊られている方々の中には、衣装も踊りも素晴らしい方が数人おられて、「素晴らしいなあ~!」と感じました。まさに地域に密着した行事なのだから、将来に残して行くためにも「小学校や地域で子供達に盆踊りの楽しさを教えたらよいのに!」などと、ただ見ているだけの者としては無責任ながら考えてしまったりするわけです。

 それでも、集まって来る子供達のお行儀の悪さを嘆くよりも、子供達に誰かが盆踊りの楽しみ方を教えた方がより建設的です。親の世代では酒屋のオヤジも含めて、もう既にそれを教えられませんからね。

酒屋のオヤジのような酒屋が盆踊りなどで良く言われるのが、「お祭りで生ビール売ってよ!」ってこと。もし生ビールを販売しようと思っても、自分では酒屋の仕事もあってやりきれないため、誰かにお願いしなければなりません。その辺が難しいところなんですよね~。

 大きい夏祭りや、花火大会になると、生ビールを販売する方はおられるのですが、場所の確保や機材の調達、人手の確保などがあり、なかなか簡単ではありません。沢山販売できる場所ではそれなりの規制もあり、沢山の人手が必要なのです。

そこで、酒屋の立場から見た「これは成功だな!」って思えるお祭りでの生ビール販売の成功事例を一つご紹介します。

それはスポーツ少年団の父母会の方々が、手弁当で子供達のユニフォームを購入するために、大きなお祭りで生ビールを販売したことです。父母の皆さんは手弁当のため人件費はゼロ。規制が多いため、その分ビールの異動などで人手が必要なのです。また、自分達も楽しんで販売活動ができたことも良かったのだと思います。

その結果、目標金額を超える資金を調達できたとのこと。資金が調達できて、みんなで楽しめて、親同士の絆も深まり、ホントに良い結果に終わったと感じた次第。

その後にはみんなで、本当に美味い酒を飲んだのだと思います。

 

 

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暑さを癒してくれる緑のワイン、ヴィーニョ・ヴェルデ

 みなさ~ん、暑さに負けず 頑張ってますか!!!!

暑さを癒やしてくれる 白ワイン 第2弾 いきましょう!

今日のワインは 、名前を聞くだけでも 涼やかになれます。

その名も 緑のワイン・・・ヴィーニョ・ヴェルデ(Vihno Verde) 

 

 

 

 

 

 

 

緑色というわけではありません。 

ポルトガルの白ワインで 若々しい フレッシュなワインという意味。

もちろん、若々しい 草っぽい色あいも特徴です。

製造方法も、ちょっぴり 普通のワインと違います。

ぶどうが完熟する一週間ほど前に収穫。

アルコール度数がやや低く、酸味が強く、軽い炭酸を含んだ

ワインに仕上がります。

いわゆる 微発泡ワイン。

でも、 その泡立ちが エレガントですよ!

スパークリングのように 強い泡立ちではないのが また いいですね。

ひと口含むと 小さな泡立ちが シュワシュワと 口中に広がります。

そして 軽やかで スッキリとした 辛口。

ほんと 乾いた喉を 潤してくれます。

こういうワインって、なかなか ないんですよね~。

つまみがなくても、このワインだけで 楽しめます。

キュッと ひと口含めば、 ゆるっと 爽やか リラックス状態間違いなしです。

限定入荷ですので、この夏 是非、お試しくださいね。

 

テッラ・ノッサ ヴィーニョ・ヴェルデ     750ml   980円(税込)

 

 

 
 

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巡礼者が愛したワイン、夏の疲れも癒してくれる セクロ・ゴデーリョ ドーニャ・ブランカ

一時の涼しさは、どこにいったやら。 これからが 暑さの本番ですね。

こんな暑い時にワインなんて、なんて言わないで。 

こんな暑さだから 飲みたくなるワインを 今日はご紹介しましょう。

今、注目されているスペインのワイン産地DOビエルソの白ワインです。

すっきり、キリッと そしてコクあり!そして、お手頃価格!の 4拍子揃った逸品です。

「ビノス・デ・アルガンサ セクロ・ゴデーリョ  ドーニャ・ブランカ」  

 
スペイン北西部、注目のDOブエルソの

地元品種ゴデーリョを使った白ワイン。

贅沢なことに、1ヶ月オーク樽で熟成しています。

ですから、すっきりなのに 深いコクがあるのですね。

ワイン産地DOビエルソは、キリスト教の三大巡礼地、

サンティアゴ・コンポステーラの巡礼路が通っていている、

カスティーリャ・イオン地方にあります。

 

巡礼路があったということが、ブドウ造り・ワイン造りに大きな影響を及ぼします。

中世の時代、巡礼路沿いに修道院が造られるのにしたがい、

宗教儀式に使用するワイン産業にかかわる多くの村が生まれました。

今日、ご紹介したワイナリ―の畑も、樹齢60年にもなる古木が多いのは

歴史ある産地だからこそでしょう。

ビエルソはレオンの北西部に位置しており、「バリェ・デ・シル」と呼ばれる渓谷にあります。

ビエルソには小さい規模のブドウ園が多く、現在小規模なワイナリーが約740もあります。

近年、ビエルソのワインは人気が高まり、若い醸造家が革新的なイニシアティブの下にワインを造っており、

ビエルソはスペインの小さな「ブルゴーニュ」になりつつあるといわれているそうです。

今日のワインの造り手も、樽を上手に利用するなど、新しい試みで、素晴らしいワインを造り出しています。

スペインの中では、北に位置し、比較的冷涼な気候でもある、この地方。

私は、以前から この産地の白ワインが大好きだったのです。

やっと、神の雫でも取り上げられて、 嬉しいです。

みなさんも この美味しさ 確かめてね。

「ビノス・デ・アルガンサ セクロ・ゴデーリョ ドーニャ・ブランカ」   750ml 999円(税込)

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「八重の桜」2013年大河の酒

ちょっと気が早い気もするのですが、2013年大河ドラマの清酒です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 八重の桜 限定カートン入り 「ならぬことはならぬものです」純米原酒 と 吟醸原酒 720ml 各1,260円

 幕末のジャンヌ・ダルクと称される新島八重さんのお話。皇族以外の女性で初めて叙勲を受けた女性なのだそうです。

会津藩士の子弟を教育するグループがあり、それを「什(じゅう)」と呼びました。そして、そこに属す子供達のグループが守るべきルールとして定められたのが「什の掟」。その幾つかある掟の最後を締めくくる言葉が「ならぬことはならぬものです」。

2013年大河ドラマ「八重の桜」主人公である「新島八重」の精神を創り上げた言葉が、この「ならぬことはならぬものです」ということで、大河ドラマとお酒の名前が繋るわけです。

会津の酒蔵が造るこれらの清酒には、八重の桜カートン限定「桜色の起き上がり小法師」が付いております。これは会津最古の民芸品。「家族繁栄」「無病息災」の祈りが込められており、「七転び八起き」の忍耐精神の象徴とされております。

また、この「起き上がり小法師」は、なんとあの”レディー・ガガ様のお気に入り!”なんだって!!

純米原酒は会津産華吹雪で醸された、香りよりも味のバランスを重視した造りの酒。淡麗辛口でありながら、原酒の深み、そして丸みのある味わいが、安心感を与えてくれるお酒です。

もう一つの吟醸原酒は兵庫県産山田錦で醸された、吟醸らしい華やかな香り、山田錦特有のふくらみのある味わいが見事に調和した淡麗辛口の味わい。原酒ならではのコクのある味わいと清涼感がこのお酒の醍醐味です。

 

 

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エルニーニョ現象とワイン

気象庁によれば今年の夏に「エルニーニョ現象」が発生する可能性が高いのだそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「エルニーニョ現象」は天候に影響を与え、エルニーニョの年の日本は冷夏に、アメリカでは猛暑になる傾向が強いと聞きます。現にアメリカの穀物産地では記録的な猛暑による干ばつの影響で、穀物の収穫量が大きく減少、穀物の先物価格は過去に前例がないほどの値上がりとなっているのだそうだ。

農産物の加工品であるワインにとっても、このエルニーニョ現象の影響は大きいと推測されます。ワインのヴィンテージの違いとは、天候の違い。天候によってワインの味わいが大きく変わるのです。特に気象状況の変化が激しいとされるフランスのボルドー地区では、気象状況が→ワインの味わいへ→ワインの価格へと影響するわけです。

前回の「エルニーニョ現象」の発生は2009年。まさにボルドーで100年に一度と称賛された偉大なヴィンテージとなった年。おそらく夏の猛暑の影響で、非常に凝縮感のある熟したブドウが収穫されたのだと推測されます。

しかし、この2009年にはアメリカの穀物への影響はなかったようで、アメリカで猛暑になることが多い状況が、フランスへ流れたのかも知れません。

今年のエルニーニョ現象でのアメリカの穀物への悪影響は本当に酷い状況ですが、アメリカのワインにとっては、もしかしたらボルドーの2009年ヴィンテージのような、100年に一度レベルの凝縮感あるワインとなるかも知れませんね。

日本の冷夏、アメリカの干ばつとなれば、食糧事情に関しては大変な状況に陥る可能性はありますが、ワインに関しては期待できる産地が出て来そうな気がします。

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