“2010年3月”の記事一覧

ギリシャ庶民の酒「ウゾ」

ヨーロッパの夏の味わいです!

OUZO12 ウゾ12 40度 700ml 1,080円

先日、トルコに出張にいってた方からお土産の「ラキ」というお酒を「おれの酒が~のめねーのか~え~ッ!?」状態で御馳走になったんです(笑)!味わいは上の写真の「ウゾ」にそっくり。ヨーロッパからアラブにかけて同じ様な酒が庶民の酒として存在するのです。フランスでは「ペルノー」アラブ地方では「アラック」と呼ばれます。中でもギリシャの「ウゾ」とフランスの「ペルノー」は世界的には有名です。

これらのお酒は、多少の違いはありますがウイキョウやアニスの香りが付けてある蒸留酒で、水を注ぐと白くにごります。飲み方はほとんどの地域で、水や氷を加えて夏などにガブガブ飲むのだそうです。ちょっと日本の焼酎や泡盛に似た感じなのです。

「ウゾ」を酒倶楽部ステップで購入される方は、ヨーロッパに滞在されていて帰国されている方がほとんど。味わいがクセになるのだそうです。味わいは、たとえが良くないかもしれませんが、ちょっと甘くした歯磨き粉のような味わい。甘みがあって清涼感があるのです。ハーブを多く使う料理人の方には分かると思うのですが、好きな人は好きなのですが、苦手な人は全然ダメ!みたいな感じなのです。

この「ウゾ12」はギリシャ国内で最も飲まれているウゾ。もちろんウゾの中では世界一の販売量。アニスの風味ですが8種類のハーブやスパイスをブランデーの原料に加え蒸留されたものです。

暑い日の夕方、ちょっと清涼感のあるお酒で夕食前にリフレッシュしたいと思えば、この「ウゾ」は最適。どことなくヨーロッパの庶民の香りを感じますよ。ウンチク抜きでガブガブ!ぷは~!!って楽しみましょう!!

また、ウイキョウ、アニス、フェンネルといった、これ系のハーブを使う代わりに、このウゾを魚料理などに使っても美味しいのです。アルコールを飛ばしてソースに加えれば、香り豊かなレストラン顔負けのお料理になりますよ。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

恵比寿でランチ♪

先週の恵比寿のイベント。クマ子の友達と約束してお出かけ~。彼女はクマ子と共通点がたくさんあるの!

ベア好きでもちろん作るの。実家は酒屋さんでもちろんよく飲みます(^。^)お料理やお菓子を作るのが好き。クマ子より全然上手です。

会うと話が止まらないの~♡そんな彼女とベアイベントを満喫♪ランチは前もって探して予約をしておいたお店東京イタリアンダイニング「まめぞん」。(http://www.mamaison-ebisu.com)女性オーナーの小さいお店。その日も予約でいっぱいだったみたい。予約しておいて良かった~(^-^)

まずは「雪の下にんじんのポタージュ」 メニュー名の通り雪の下で育ったにんじんを使ったスープ。やさしい甘みで安心するようなおいしさ。いくらでも飲めそうな感じでした(^u^) 

次は前菜3種。

左から「金目鯛のカルパッチョ」「野菜のテリーヌ」「秋田産地鶏のガランティーヌ」見た目もきれい。どれも素材の味が出てて美味しかった。

パスタは生、平打ちのちょっと聞いたことないような名前のパスタでした。「鴨肉のラグーソース」生パスタなので噛みごたえしっかり。ラグーソースといえども、鴨肉もゴロゴロと食べ応えあり白いんげん豆とよく絡んで上品な味わいでした。

最後にリゾット。このお店、おなかの満腹具合で40gか80gか選べるんです。珍しいですよね。クマ子せっかくなので80gで・・・

「ゴルゴンゾーラとパルメジャーノレッジャーノのリゾット」ゴルゴンゾーラの風味はそんなに強くなくパルメジャーノとバランス良く混ざって

優しくクリーミィーな口当たり。多めを頼んで良かった(*^^)v

デザートは「キンカンのシブースト・キンカンのコンポート・ピスタチオのジェラート」

キンカンあんまり食べないし、こんな風にデザートで食べるのは初めてだったけど、とっても美味しかった♪キンカンの美味しさを再発見。

ピスタチオのジェラートも濃厚な味わいでした。

最近、体調の関係でアルコール飲んでないクマ子((+_+))この日も、車で出かけたし飲みませんでした。。。

早く元気になってお酒、飲みたいなぁ~(*^_^*)

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

高級ワイン・バブルなう!!高級ワインはロンドン経由で香港、中国へ!

イギリス・ポンドやユーロが弱含んでいるせいか!?中国、香港のお金持ちが高級ワインを買いあさっている。

格付けの高い高級で希少なワインにスゴイ値段が付いている!ポンドやユーロが下落しているため円建てだとその価格の値上がりにピンと来ないのですが。

ロンドンの高級ワイン商のボルドー・インデクスさんでシャトー・ペトリウス1982の6Lインペリアル・ボトルが一本£45,000(£/円が140円として6百30万円)で売れているらしい。これはボルドー・インデクスさんの13年の歴史の中で最も高値なのだとか。創業者のゲーリー・ブーンさん曰く、アジアへの高級でレアなワインの売れ行きが急上昇しており、値付けもそれを反映させているのだそうです。何ともうらやましい限りなのです!(汗)当然、日本以外のアジアですが!(涙)

また、ロンドン・ボンハムでのワイン・オークションでは1988年のロマネ・コンティー12本が£42,550(為替が140円で約6百万円)で落札されたのだそうだ。たぶん中国や香港の方だと推測される。日本円だとロマネ・コンティー1988年が12本で6百万なら、全然高くないじゃん!!って感じもしますが、£/円は250円ぐらいしてた時期もありますから、それを加味すれば結構な水準となるのです。

全体で89%の凄いワインが売れてしまっている模様。でも銘柄によって人気のないワインもありラ・ターシュのマグナム・ボトルあたりが売れ残っているらしい。(涙)

フランスの高級でレアなワインがイギリスに集まるのは、その歴史と大規模のワイン用保税倉庫を持っている事に寄るのでしょうか?マスター・オブ・ワインの様な超難関の資格が古くからあり、体制が整っている事もあるのでしょう。(ちなみに日本人では一人も保持者がいません!フランス人にも少なく、英語圏の弁護士に保持者が多い!なんででしょ?)

高級ワインの価格は世界のビリオネラーの数と今のところ連動しています。そして現在、高級ワインの価格は歴史的に高い水準にあるのです(€や£建てでは)。当然、世界のビリオネラーの人数も増えている様子で、新しくビリオネラーとなる人の3分の2はアジア系。悲しい事に、その中に日本人は多分いないでしょう。いても極々少数でしょうか!?(涙)

今後、益々ワインも金も自動車も高級食材もみんな中国やインドに飲み込まれて行く感じですね。この流れは止まりそうにありません!日本にある家族経営の酒屋でありながら、好況アジアの恩恵を受けるにはどーしたらいいんでしょかね???何とか流れに乗ってみたいものです!!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

花見酒におすすめ!ロゼ・スパークリング・ワイン「サンテロ・ピノ・ロゼ」

高品質スプマンテ・メーカーのロゼ・ヴィノ・スプマンテ(ロゼ・スパークリング・ワイン)

Santero Pinot  Rose Vino Spumante Brut サンテロ・ピノ・ロゼ・ヴィノ・スプマンテ辛口 750ml 1,449円

サンテロさんといえばアスティーが非常に有名で、2003年のコンテストでは金賞の中でも最も優れた特別金賞を受賞。サンテロ・ファミリーの創業以来の厳しい経営哲学である、リーズナブルな価格でのより良い品質提供へのあくなき追求の継続はイタリア中で認められ、現在では年間総生産2000万本ものワインを生産する大会社となったのです。

このピノ・ロゼは、イタリアの中では寒冷地のピエモンテ州で造られるピノ・ビアンコ種とピノ・ネロ種のぶどうの本格的な味わいの辛口ロゼ・スパークリング・ワイン。鮮やかなピンク色のきめ細かい泡立ちは喉に心地良く、辛口ながら摘みたてのイチゴやサクランボのニュアンスのフレッシュな味わい。このボトル・デザインと同じく味わいもスタイリッシュな印象なのです。

キリリと冷やせば、屋外でお花見しながら食べる熱っつあつのバーベキューにもピッタリと合いますよ!特にスパイシーに味付けした鶏もも肉の炭火焼などは最高です。熱々で風味豊かな鳥肉を「ハフハフ」させながらかぶりつき、熱くてジューシーでスパイシーな旨味のある味わいを楽しみつつ、そこへキリリと冷えた締りのあって清涼感のあるピノ・ロゼを流し込めば、フルーティーさのある酸とキメの細かい泡がお口の中を芸術的にサラっと中和させてくれるのです。正に至福の瞬間なのであります!!

また、ちょっとおしゃれに桜の木の下、パエリアも良いですね!ピノ・ロゼに良く合いそうです。清涼感ある味わいが食欲をかきたてますよ!魚貝類や野菜の穏やかなほんわかとした旨味が、お口の中でピノ・ロゼに中和され、繊細な味わいのバランスを楽しめます。

お天気に恵まれた日に、満開に咲いた桜の木の下で、ゆっくりとお花見の時間を過ごせたらいいですね!世の中不況の真っ只中で閉塞感が漂っている感じですが、ゆっくりと平和に花見酒を楽しめるのですから幸せです。今を生きる幸せに感謝、感謝です!!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

パリで和製ウイスキーが人気!!

何とパリで日本製のウイスキーが人気なのです!!

日経新聞より

新聞によりますと、現在パリ市内だけでもすし屋が数百軒あり、すっかり日本食が定着したパリで今度は日本のウイスキーが急速に広まっているとのこと。街の酒屋の棚には日本の高級ウイスキーが並び、輸入量も右肩上がりとなっている。自動車や電子機器だった日本の顔は、いまやフランスではアニメにゲームにラーメン、寿司で、今後はウイスキーも加わりそうなのだとか。

パリ中心地のウイスキー専門店で販売するウイスキーの4本に1本は日本製。フランスが日本から輸入したウイスキーは2009年には€161万5280まで急伸し、ここ3年間で7倍に増加。

日本のウイスキーに特有の華やかな香りが受けているのだそうだ。ウイスキーは麦芽の香りやピートの香りが強いものが多いが、日本のウイスキーは果実のような香りがあり、ワイン好きのフランス人の好みにあっているらしい。また2000年代に入ってから欧州のウイスキー品評会でサントリーやニッカ・ウイスキーなど日本勢が相次ぎ入賞しているのも、ウイスキーファンに注目されている一つの理由なのだとか。価格もスコッチウイスキーと比べると安く設定されているらしい。

酒倶楽部ステップでウイスキーを購入されるお客様の好みは、大ざっぱに分けて2種類おられます。1種類は比較的若い方で、アイラのシングルモルトの様な個性的なウイスキーを好みます。もう1種類は酒屋のおやじもそうなのですが比較的高齢の方で、まろやかで穏やかなウイスキーを好みます。日本のウイスキーの味わいは、明らかに後者が好む味わいですね。正直、個性の強いシングル・モルト・ウイスキーは、ある程度の歳になると飲み疲れしちゃって、飲んでられないんですよね!フランスでも同じ様な傾向があるのではないでしょうか。特にワイン好きの人達には。

フランス人と聞くと、どーしてもイメージしてしまうのが、赤い靴下履いて、サスペンダーして、ペリエの大瓶を持ち歩き、いつも「おっらら~!」とかつぶやいてて、ややエキセントリックな考えを持ち、勝手なこといつもペラペラしゃべってる感じの男性!スゴイ偏見なのは分かっているのですが!(汗)でも、自分の信念は変えないタイプの人達。そんなフランス人に認められたのですから日本のウイスキーは本物です。スコッチともバーボンとも違う日本のウイスキーが世界的に認められて評価されているという事です。流石は日本のウイスキーメーカーですね!

数年前の事ですが、フランス人のマダムが蕨駅の近くでカフェを営んでおりました。そのマダムは日本の納豆が大好き。納豆をバターを塗ったパンにはさんでサンドイッチにして食べるのです。これは正直けっこうイケます。試してみて下さい。そのマダムは蕨の店を閉め、コルシカ島へ行って納豆サンドイッチ・ショップを始めたいと熱く語っていました。現在どうしているのか分かりませんが、フランス人はやっぱり何だか独創的です!(笑)

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ