「酒屋の株話」投機の時代を生き残る

 

 

今の市場は、上がるにせよ下がるにせよ、極端なことになるようだ。

大量の資金にさらにレバレッジをかけて襲い掛かる投機が、あらゆる市場を極端な動きにしているとみられる。

極論を言えば、事実や数値など無視して、ただ効率の良い市場に大量の資金が流れ込むゲームだと思う。

そして、この極端な動きのゲームは、まだまだ継続しそうだ。

世の中には金融緩和による過剰流動性以外にも、パナマ文書に代表されるようなタックスヘブンに、税金を納めない運用資金がうなるほど存在するらしいことが明らかになった。

そんな資金が市場の投機色をより強めているのではないか。

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投機筋に激しく叩かれ、一時30ドルを割れたWTI原油相場は40ドルを超えるまでに回復した。

そして、この上昇はコンタンゴの縮小をともない、バックワーデーションの方向に動いているようだ。

長く続いた原油価格の下落により供給が細り、直近の需給バランスがタイトになっているのか。もしくは投機的な意思を持つ誰かがタイトにしているということなのか。

原油市場に投機的なプロの市場参加者が多いのは、今に始まった話ではない。また、それこそが様々な思惑が渦巻く原油市場だと思う。

いづれにしても、単なる投機売りのショートカバーによる一時的な回復ではなさそうだ。すぐに下げに転じる状況ではないとみられる。

また、投機の買いが主導したとされる円相場の上昇も反転している。投機筋のポジションの巻き返しがあるとすれば、今度は反動の円安になるとみるべきだろう。

そしてもし、現在の日本株市場がドル/円相場と原油相場に大きく影響を受けているとすれば、日本株もまた大きく値を戻すということになる。

また、英ポンドを基準とする投資家にとっては、日経平均は新高値を更新したようだ。トレンドフォローによる買いが継続して入って来る可能性もあるのだと思う。

しかし、極端な動きは今後も続き、自身のポジションがまたコスト割れのリスクにさらされるかも知れない。

この投機色と同時に、選別色もまた強めている混沌とした市場では、自身にとって最もリスクが少ないと感じられる方法で挑むことが重要だと思う。

後から海外の投資家が気前よく買ってくれそうな銘柄を、バリューを気にして購入する、もしくは保有すると言うことではないか。

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