「酒屋の株話」仕事の概念と株式投資

 

 

「・・・・株なんか上がってるときは良いけど、下げ出したら目も当てられない。塩漬けになるだけだよ!」

また、「株なんか大損するだけだよ!」・・・・・・みたいなアドバイスをされる方はおられる。

安全資産に対する考え方の世界観は様々。株式投資を行っているというだけで偏見を持つ人もいる。

ひとくちに株式投資と言っても個別銘柄を見れば様々な多様性がある。また、信用取引、先物取引、オプション取引、アルゴリズム、インデックス・・・・・それらの複合など、取引方法も多様化している。

なかには確かに鉄火場の状況を呈している場面もあり、それらを一緒くたにすれば偏見を持つ人がいても不思議ではない。また日経平均株価の動きはすべての投資活動の指標にはならない。

 

 

 

 

 

 

人類が発明したなかでも、もっとも優れたもののひとつが株式会社に代表される会社組織。その会社組織とは「労働力を提供する人」「アイデアを提供する人」「資本を出す人」から構成される。

それらすべてが仕事とよばれる概念なのだと思う。

多くの若い人達にとっては労働力の提供しかできない。そのうち役に立つアイデアが生まれることもある。またそのうちある種の経験を積み、さらには資本を出せるようにもなる。

そんな自身の人生経験に裏付けされた判断での投資とは、たぶんその人にとってもっとも安全で自信の持てる投資ではないだろうか。

仕事という概念が多くの人にとって、労働力の提供のみにあることこそが偏見ではないかとも思う。資本を出す人がいなければ今の社会は成り立たないのだ。

また自身の経験を資産価値に変換するとすれば、株式投資意外にはないのではないか。

世の中には説得力のあるいかにも正論のような一般論、もしくは極論など、情報のノイズは多い。

そんなノイズのうさん臭さを経験により嗅ぎ分けて、世の中の変化への合理性やその株価の水準など、経験を積んだ大人の忍耐力ある合理的な仕事としての投資こそが、もっとも安全でないかと思う。

また、今の多くの若い人達にとっても、賢明な投資はこれから避けて通れないことなのかも知れない。「労働力」と「出資者」、貧富の差は便利な世の中でさらに拡大することになりそうだ。

 

 

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