「市場はどこまでも理不尽になれる」
市場は、ときとして上方へも下方へも行き過ぎることはよく知られた話だが、どのくらい行き過ぎれば限界なのかを推測するのは、過去のデータを分析するような帰納法を用いたとしても、正確な答えは見つからないのだと思う。
<日本経済新聞さんの記事>
ブラックスワンが現れた。
金融緩和による過剰流動性が過剰に反応して、不安定で不確実な市場をつくり出している印象だ。
株式市場は、投資対象としての魅力を増しているが手が出ない。
かといって投機筋に加わって空売りを行うのは、チキンレースに参加するようなものだと思うし、酒屋のオヤジあたりがうまく立ち回れるとは思えない。
この水準ならという”買いどころ”を見つけ出し、さらなる下げに耐える心構えを持つ。もしくは、この市場の機能が回復してブラックスワンがいなくなるまで待つかしか打つ手はなさそうだ。
もうすでに買っているものとしては前者しか方法がなさそうだ。それでも割安感のある銘柄を選んだのは不幸中の幸いだったように思う。
この下方への過剰反応は、たぶんこの先しばらく出現しないような、偉大な投資の機会になるのだと思う。
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投稿日:2016年2月12日
カテゴリー:酒屋の株話
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