「酒屋の株話」パニックアタックの経験則

 

 

落ちて来たナイフはついに床に突き刺さったか。それでも反発する気配はいまのところない。

もう一段あるのか・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

この繰り返される急落パターンは今後も継続するとみたほうが良さそうだ。

米長期金利の上昇、ボラティリティの上昇、中国株の下落、地政学リスク・・・・・・プログラムされたリスク・マネージメントの売りやら、アルゴリズムと呼ばれる売りやらのスパイラル。

ブル相場のなかでの一時的な急落をパニックアタックと呼ぶのだそうだが、最近の経験則からいえばパニックアタックは買いだ。

今後も同じようなテクニカル要因が働くとすれば、多少トリッキーな展開はあるのかも知れないが、これからもパニックアタックは買いということだろう。

基本的にブル相場は継続しているとみる。

もっともテクニカルな理由で一気に売りが出るのだから、その後に上昇に転ずるのは当然のことなのかも知れないのだが。

 

個別の株を買うとは、その企業の業績の将来性を買うことだと思う。

将来性のある企業の株価が、理不尽とも思える影響を受けて売りたたかれるなら、それはもう買い以外ないのではないか。

振り返れば2018年は「犬は笑う」で株価は上昇するみたいなコンセンサスで始まったが、このブログでは、ほぼ一年を通して今回の記事と同じような内容を書いていたような気がする。

・・・・・正直、「買い場の局面ではないか」みたいな記事はもう書くのも飽き飽きだ。

2018年は個人の代表的取引戦略である逆張りで、上がれば売り、下がれば買うのが正解だったのかもしれない。

それでも個人的にはまったく売る気になれない。

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