「酒屋の株話」空中戦を横目に

 

 

今週の日経平均株価は一時的に24000円を超えたが買いは続かず、海外ヘッジファンドからのプログラム売買による売りが出てセットバックしたようだ。

 

 

 

 

 

 

日経平均株価が24000円を超えると、人工知能が学習した過去の経験則から売りを出すと言うことなのか。

また、1月の第2週には個人投資家がついに買い越しにまわった。それでも、その買いのなんと90%が信用取引だというから驚く。

短期での足の速い投機資金が市場をゆさぶる可能性が出てきたようだ。個人と人工知能による空中戦が勃発したということか。

人口知能がどう判断するのかは分からない。

しかし、強い投機性を帯びていることが存在意義であるヘッジファンドは、「個人投資家が買い越して、その90%が信用取引」の状況を、はたして見逃してくれるのか、ゆさぶりをかけて来る可能性はないのか、という疑念を持つ。

大局の上昇トレンドに変化はないとみられるが、市場は一時的に乱高下する可能性も意識しないといけないのかも知れない。

もっとも個別株の業績の拡大を信じて長期で投資しているなら、そんな鉄火場を横目にじっくりと向き合うべきだと思うのだが。

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