「酒屋の株話」過熱しない強気市場

 

 

今回もまた北朝鮮を巡る地政学リスクは絶好の買い場となった。

しかしその後は、「また続くのかよ~」みたいな、近ごろではなじみ深い印象の迫力に欠ける展開だ。

コンソリデーションとか日柄調整となどと呼ばれる期間が継続しているのだろう。

 

 

 

 

 

 

日経平均株価は、すぐにでも21000円あたりまで上昇しても良さそうなものだと思うのだが、9月の月末による季節要因があるのだろうか。

それでも、そろそろ2Qの決算をにらんでの動きに入っても良さそうなものだと思う。

相場とは目先の情報に影響されて、ランダムに上がったり下がったりしながら向かうべき方向に向かうものだと思う。

引き続き北朝鮮リスクや、衆議院選は控えているものの、大きく影響を受けそうな情報は少なくなってきたのかも知れない。

株式にとって本質的ともいえる業績や将来性が、もっと材料視されて来ても良いのではないか。

10月に入ればムードが一変すると期待したい。

 

この空前のカネ余りの時代に、成長株はたとえこの全体的には盛り上がらない日本株市場にあろうとも、いつかオーバーシュートする時が来ると信じて投資し続けるべきだと強く思う。

また、この過熱しない市場心理は、この上昇相場の息の長さを暗示しているような気もする。

短期的思考に陥ることなく、気長に日本株市場と向き合うべきだと信じる。

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