“テロワール”に関する記事一覧

「このワインの土はなに?」土壌によるワインの味わい

コアなワイン・ファンの方の中には、酒屋あたりのレベルをはるかに超えた質問をされる方がおられます。

例えば「このワインの造られた畑のpHは?」みたいなご質問。

たぶんそんな質問をされるファンの方は、土壌がワインの味わいに与える影響を良くご存じなのでしょう。

先日、イタリアワインの試飲会で土壌の違いによるワインの味わいの違いを体験することができました。

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【地質の違う畑から収穫されたプリミティーボのワイン】

ハッキリと違いが分かるのが腐葉土で栽培されたブドウから造られたワイン。腐葉土の香りがするのです。味わいも腐葉土からつくられたワインらしく豊かで濃厚なコクが感じられます。

力強い味わいに感じたのが鉄分を多く含む火山活動で出てきた赤っぽい土。味わいによりしっかりとしたストラクチャーを与えているように感じました。

微妙な違いではありますがミネラル感のあるフレッシュさを感じるのが白っぽい石灰質の土。シャブリやシャンパーニュほどではないのですが、ややキリッとした感じもあるような気がしました。

最も驚いたのが砂地のワイン。海岸近くの砂丘のワインとも言えるようです。ブドウの木は小さく、収量も非常に低くなるのだそうですが、これがまたシルキーでなめらかな感じで素晴らしい。やわらかに広がる深みを感じます。

どの地質でも地中の奥深い場所には石灰質の層があるとのことで、腐葉土以外の土による違いはそれほど強くありませんが、それでも飲み比べると違うのです。

まさに環境が味わいに出ているわけですね。

テロワールと表現されるほんの一部の要因だと思いますが、テロワールの違いが少しだけ理解できた気がした次第です。

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ボージョレーヌーヴォー入荷!

本日ボージョレーヌーヴォー2011の入荷でバタバタとしております。

街場の酒屋としては売れ残りを危惧するため、前年並みの入荷量でそれほど多くはないのですが、それでも種類が比較的多いため検品やら、ご予約分の仕分けやらで意外に神経を使います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は酒倶楽部ステップで最もススメ品の「ジャン・クロード・ラパリュ」のボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー。自然派のワインで三ツ星レストランも採用するボージョレーです。味わえば、「あ~このワインは確かにブルゴーニュのワインだ!」と感じる、異次元レベルのヌーヴォーなのです。

酒倶楽部ステップでは「出来るだけお客様の希望にお応えしよう!」と考えております。これは、「素晴らしい酒蔵さんのお思いをお客様にお伝えしよう!」よりも先にあるべきだと考えております。また、お客様は明確な希望を酒屋に伝えてくれませんから、酒屋が感じとらなくてはいけないとも考えております。

年に一度のワインのお祭りなんだから、「こんな時は値段は少しぐらい高くても美味しいヌーヴォーが飲みたい!」と希望されるお客様には絶対の自信を持って、この「ジャン・クロード・ラパリュ」をおススメしたいのです。また、「美味しいヌーヴォーをプレゼントしたい!」と希望される方にもおススメです。

「ジャン・クロード・ラパリュ」のヌーヴォーと、他の大手流通業者が販売する流通量の多いヌーヴォーを飲み比べると、明確に味わいの違いを感じます。この違いこそがラパリュのワインの持つフィネスと呼ばれる味わいだと思うのです。このフィネスのある味わいがブルゴーニュのピノノワールとの共通点を感じさせるのだとも思うのです。

また「ジャン・クロード・ラパリュ」は、ハンドバックやケーキで主流の高額商品である、いわゆるブランドものではありません。他のヌーボーに比べ価格は高いですが、本質的価値や製造の努力から比べると「そうとうに割安」だと思うのです。

今年はボージョレー・ヌーボーも遂にペットボトル入りで500円で販売されるものがスーパーで登場するのだそうですね。これも、たぶん大多数の客様の希望に応えることになるため素晴らしい努力だと思います。お手軽に飲みたい時はこっちがイイですよね。

それでも、生産者のどなたかが言ってました「ボージョレーにバナナの香りはあり得ない!!」って。ボージョレー本来のテロワールを表現した、テクニックで味わいをつくりだしていない本物といえるワインは、やっぱり素晴らしいです。

「ジャン・クロード・ラパリュ」ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー、おススメです!

 

 

 

 

 

 

 

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